冷凍まぐろのおススメ解凍方法!

こんにちは。水産担当の新井です。

この間も書きましたが年末年始はもうすぐそこ。年末年始のご馳走集めが忙しくなる今日この頃。お陰様で皆様のその動きが活発になれば活発になる程我々も忙しくなります。日頃より当店をご愛顧下さり誠にありがとうございます。

年末年始に欠かせない食材は多々ございますが、中でも「まぐろ」は必須食材なのだな、と年々強く思わされます。

当店でも多数まぐろ商品取り扱いございます中でも比較的年末年始に選ばれやすいのが冷凍物。ただ解凍に失敗すると…想像しただけで嫌な気持ちにさせられます。

そこで、今回は私がお薦めする解凍方法を記事に致します!コツさえ掴めば意外と簡単なので是非お試しください。

まずボウルに濃い目の食塩水を用意します。
諸説ありますが、私は結構多めに塩を入れます。ここで塩を入れ過ぎたからといってまぐろが塩辛くなることはございません。そこに凍ったままのまぐろ柵を投入!

表面を優しく撫でて洗ってあげるイメージです。

塩水を使うことで浸透圧の効果が働き、まぐろからのドリップ(旨味成分)の流出を抑えることができるのです。

そんなに長々とやる必要はございません。時間にして大体1分位でしょうか。

表面が少し溶けてきたかなーというタイミングで取り上げてしっかりと水分を拭きとります。

キッチンペーパー等々でしっかりと水気を取ってください。
柵表面をペーパーに押し当てる様なイメージです。
ここまできたらチャック付き保存袋に柵を入れて空器をできる限り脱気し、
それを氷をたっぷりと張った水に入れるだけ!

柵全体が氷水に浸り、常に氷に当たっている状態がベストです。

時々袋に着いた氷を取ってあげ、たまに水をかき混ぜること約1時間。
仕上がりは…

完璧!!

「あれ?解凍する前と柵の形が変わった…!?」

鋭い、素晴らしいです。これは業界で言う所謂「ちぢみ」のまぐろです。

冷凍まぐろは漁獲後すぐに内臓・血抜きを行い船内の-60℃の冷凍庫に保管されます。

つまりまだまぐろの死後硬直が起こる前に凍結され、

ご家庭で死後硬直が始まるという驚きの鮮度なのです。

ですので、少しいびつな形になってしまってもご心配なさらないでください。

解凍方法につきましては様々な見解がある為ネット検索されると

出てくる答えは一つではないはず。

水産業界に従事する事早12年。数百回とまぐろの解凍をしてきましたが

数えればキリがないほどまぐろの解凍では失敗してきました。

色々な解凍方法を試してきましたが、この解凍方法が一番上手く仕上がるなと思っています。

失敗するかも…と躊躇する事なかれ。是非ともお試しあれ!