フカヒレの姿煮を作りました!

食文化の白石です。

人に好きな食べ物を聞かれた際に「フカヒレ!」と絶対に言えないのですが、実はフカヒレがすごく好きです。

当社で扱っているフカヒレ商品はすべて購入し、他社のフカヒレ商品も取り寄せてみたり、中華料理のお店に行くと必ず頼むほどのフカヒレ好きです。

今回は、豊洲市場の仲卸にあった下処理済みのフカヒレを使って姿煮を作りました!

お店で食べるフカヒレは、基本的に乾燥しているものを使います。この乾燥している状態から料理として提供されるまでにはいくつもの下処理工程があります。

まずは、乾燥しているフカヒレを水で戻し、徹底的に表面を掃除します。サメは死ぬと体内にアンモニアを溜めこみ臭いを放つため、丁寧な処理が美味しさに直結するのでとても重要な作業です。

今回の仲卸から買ったフカヒレは下処理済み!なので、先ほど語った手間のかかる工程は一切ありません。

そして、なんといっても嬉しいのが、お店で食べるよりも安い価格で入手できたこと。白石の感覚でいうと、だいたい1/3くらいの値段。

このフカヒレは、味付けはされていないので、餡を作ります。

まずは、袋を開けて優しく水洗い。

下処理済みなので、そのまま料理に使えますが、私は少し臭いが気になったので、臭み抜きをすることにしました。

お皿にフカヒレ、水(フカヒレが浸るくらい)、紹興酒(大さじ2)、ネギ、生姜のスライスを数枚入れます。

お皿ごと大きな鍋に入れ蒸し上げます。私は2時間ほど蒸しました。

フカヒレの臭みがまったくなくなりました!

続いて、餡作り。

鶏ガラスープ、紹興酒、オイスターソース、砂糖、醤油で味付けし、フカヒレを投入。10分ほど煮込みます。仕上げに、片栗粉でとろみをつければ完成。すごく簡単です。

麺にもご飯にも合う!フカヒレの姿煮の完成。

食感、とろみ、味わい、どれをとってもたまりません。そして、フカヒレのまったりさに飽きを感じたら、黒酢をかけて食べてください。これがまた美味です。

このフカヒレは、常温で長期間保存できるので、まとめて購入し、家にストックしておきたいなと思います。