タガの豊洲市場日記:霞ケ浦の白魚、うなぎの肝、北海道の松茸 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    7月24日(月)今朝の豊洲市場

    霞ケ浦の白魚

    霞ケ浦の白魚

    前回紹介した全国有数のワカサギ産地、茨城県の霞ケ浦より、本日は「白魚」が初入荷!漁がまだ始まったばかりなので、魚体は小さめ。これから徐々に大きくなるそうです。
    小さめサイズの「白魚」はシンプルに生で食べたり、卵焼きに入れたりして楽しみます。苦味も柔らかく思えます。
    少し待って、大きくなってきたら天ぷら、唐揚げなども良いですね。

    ▲霞ケ浦の「ワカサギ」についてはこちら

    特大 蝦夷アワビ

    500gには届きませんでしたが、再び400gを越える大きさの「蝦夷アワビ」が入荷しています。
    写真左は三清商店の社長が手に持った様子ですが、迫力がありますよね!とにかく厚みが凄い!通常だと中華食材(干しアワビ)として流通する大きさなのだそうです。

    ▲前回紹介した「特大蝦夷アワビ」はこちら

    うなぎの肝

    うなぎの肝

    なんだなんだ、と思ったら「うなぎの肝」でした。集めたのね。苦手な方ごめんなさい。

    肝と言っても、実際には肝だけではなく広く内臓が入っているようです。
    食べ方としては、肝吸いや肝焼きがおすすめ。わたしは肝焼きのほうが好きですね。少量をつまみたいです。

    松茸(北海道)

    松茸(北海道)

    北海道の「松茸」も入荷が始まりました!使い勝手が良く、比較的揃ったサイズが並んでいます。

    タガの食べ歩き「アーンドラ・ダイニングのビリヤニ」

    銀座に本店を構える「アーンドラ・ダイニング」は、インド南東部アーンドラ・プラデーシュ州の伝統的な料理を軸として、南インド料理を提供しています。2016年から連続でミシュランの星も獲得しています。

    今回は、豆でつくったあまくないドーナツ「ワダ」やタンドゥーリ(壺焼き) 料理をいくつか、そして本命の「ハイデラバード ダム ビリヤニ(チキンのビリヤニ)」もいただきました。ビリヤニは休日限定なのです。

    ビリヤニを簡単に説明すると

    ビリヤニとは何種類ものスパイスを使ったインド生まれの炊き込みご飯。日本の「松茸ごはん」、スペインの「パエリア」と並び、世界三大炊き込みごはんとして知られています。

    このお店では、現地 アーンドラ・プラデーシュ州の伝統的な調理法を忠実に再現しています。
    骨付き鶏肉を10種超のスパイスや調味料でマリネし、スパイスたっぷりの湯で茹でたバスマティライスと丁寧に重ね、時間をかけて炊き上げるそうです。

    今まで何度かビリヤニは食べてきましたが、こちらでいただいて、改めてビリヤニに感動しました。
    ちなみにビリヤニが光るお店でいうと、ERICK SOUTHも捨てがたい。未経験の方は是非、ぜひ!