食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
4月13日(土)今朝の豊洲市場
黒あわび
あわびは九州から北海道まで全国に幅広く分布しており、種類は大きく分けると、クロアワビ、マダカアワビ、メガイアワビ、エゾアワビの4品種が国内で獲れます。(一部、自然交配による中間種や養殖アワビなどを除いてとなりますが、!)
こちら、「黒あわび」は足の裏が黒っぽいものが多いことが名前の由来だそうです。
山形県産の入荷は珍しいです。それもこの250g前後のサイズとなると尚更!
基本産地で消費されてしまうか、流通するとしても量が少ないので東京までに辿り着かないのだそうで。貴重だ。
かわいいサイズのふぐの身欠きが。どなた様かな、と思い仲卸に伺ったところ、「アカメフグ」とのことです。
どうやらイコール「ヒガンフグ」と言われていますが、厳密にいうと違うみたい。
ここ最近豊洲市場に入荷する、塩竈水揚げの「天然生本まぐろ」
トロの脂乗りもちょうど良く、何より赤身がおいしそうです。延縄なら物持ちも良いですね。
合馬のたけのこ
「合馬のたけのこ」は、福岡県小倉南区の合馬地区を中心に栽培され、全国的にも知名度の高い北九州を誇るブランドたけのこですね。
質のいい赤土と寒暖差の大きい環境により、アクが少なく柔らかいタケノコということで、京都など関西の市場でも最高級品として流通しています。
もちろん、木の芽和え、煮付け、炊き込みご飯もいいですが、
鮮度抜群の状態で手に入ったら、やわらくて、えぐみが少ないという特徴を生かして、お刺身にチャレンジしてみてください~!
タガのひとり言「昨日4/12は何の日?」
豊洲市場青果棟にポスターが貼ってありました。
昨日4/12は「良いつまものの日」だったようです。
料理を引き立てる「つまもの」の存在に、改めて注目してみたいですね!