
食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
4月22日(土)今朝の豊洲市場
結局今週は、はじまりから終わりまで時化が続いたなあ。
豊後の真アジ「愛海の恵み」

大分県豊後のブランド「愛海の恵み(あみのめぐみ)」より真アジです。
この真アジはまき網で漁獲し、ちょうちん篭と呼ばれる巾着状の網で活かしたまま港近くまで運ばれます。そして、1日以上畜養して休ませた後に、海水氷で魚体内部まで冷やしてから出荷されるようです。
見た目も良し味も良し、納得です~。
前回紹介した「愛海の恵み」真鯛はこちら↓
アカヤガラ(ヤガラ)


これだけ長~いけど、3分の1から半分ちかくは頭(口)なので、可食部はさほど多くありません。ちゅーん、と伸びた口は、先っぽだけがパクパクするようになっていて、小魚や甲殻類を吸い込むようです。咀嚼はしないんかいな。
鍋や汁もの、唐揚げなどの加熱調理に向いていて、鱗はほとんど気にならず、水洗いしてそのまま使えますよ~。と、いってもなかなか長~いのでお家に迎えることは難しそう…
北紫雲丹

北三陸ファクトリーさんのキタムラサキウニが殻付きで入荷していました!
氷詰めブロッコリー

氷詰めされていると、一層おいしそうに見える。
タガのひとり言「茂助だんご こし餡」

今朝の仲卸まわりから戻る途中で1本。茂助だんごの中でも一番人気を誇るのが、この「こし餡」なのだそうです。滑らかで小豆の味わいも素直に感じる、おいしい。頭に糖分がまわったぞ。