
食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
12月15日(金)今朝の豊洲市場
サクラダイ

とってもポップな「サクラダイ」を発見しました。目も大きい。擬人化したら原宿にいそう。
「桜鯛」とは別物ですよ!「桜鯛」は桜が咲く春先に水揚げされる“真鯛”のシーズン限定の呼び名です。
「サクラダイ」は鯛ではなく、なんと“ハタ”の仲間なんです!
ながらみ

「ながらみ」をご存知でしょうか。グレー?ブルー?でツルツルとした表面の巻貝です。春前後が旬とされていますが、その時期以外にもちらほら入荷しています。
知名度がある産地として千葉の九十九里浜があげられます。岩場ではなく砂底に生息しています。
煮付けがポピュラーな食べ方ですが、塩茹でするだけでもおいしくいただけます。アヒージョ風に身を取り出してからオリーブオイルとにんにくで炒めてもいいですね。
花菜

京野菜「花菜(はなな)」が入荷していました。
古くから伝わる花菜の漬物は、この時期だけの京漬物としてもお馴染みなのだそう。
料理には下茹でしてから使いますが、茹ですぎには注意のようです。
心地よい歯応えと独特の風味といった特徴を活かして、からし和え、お吸い物、お浸し等にすると美味ですよ~。
三関せり


My favorite foodの「三関せり」です。鍋の名脇役!ですが、お浸しに混ぜご飯にも、蕎麦にも、かき揚げにも!好きな人は好きな秋田県が誇る伝統野菜です。
せり鍋に関しては、せりと鶏(比内地鶏)のみで十分、他の具材は無くても大満足してしまいます。
特に“根っこ”
根っこがなければその魅力は半減してしまうほど美味なのですよね。味も香りも濃いのです。
「三関せり」の主産地は名の通り、秋田の湯沢市三関地区です。
三関地区は扇状地が広がり、一年中湧水・沢水などの清流水に恵まれた土地なのです。
冬の季節は水温が一定で凍らない豊富ない水資源があることから、江戸時代よりせりの栽培が行われてきたんですって。
旬は冬。まさに今ですよ~!
タガの食べ歩き「日本酒×スパイスのペアリング 第2弾」

先日、日本酒のペアリング会 冬の陣に参加しました。この時期おすすめの新酒を中心に11種ほどです。
あわせたのは今回もスパイスを巧みに用いたおつまみ各種。
またも、様々な発見があり、とても楽しませていただきました。