秋から冬が旬の大間のマグロで、みんなで鮨を握ろう!

食のトータルプロデューサー・井上です。

豊洲のマグロをもっと気軽に楽しんでもらおうと、
「極上鮪ブロックをお取り寄せして、家で鮨を握ろう!」
をテーマに勝手に活動をしています。
ついでに販売もしています(てへ、買ってね)。

私も回を重ねるごとに少しづつ上手になってます。

これ、もう少し薄く切れれば、もっと良かった。
ただ、今回は前回ほど酢飯が上手に炊けず、そっちが味に大きな違いを与えるなと思いました。

上手な酢飯の炊き方は、

①炊飯器で炊き上がる5~10分前に取り出す(今回はタイマーしてたのに、炊飯器の何らかのセンサーにより早く炊き上がってしまってダメだった)
②鮨酢に昆布を入れておく(これは好みなのかな~、でもこっちの方が好き)

かなと今のところ思っています。また検証します。

さて、前回とは趣向を変えて、今回は「みんなで握ろう」にしました。

手巻き寿司の進化バージョンです。
豊洲にも職人のふりして場内に入り込む、鮨好きの友達家族をお招きしてチャレンジ。

前回と同じ要領で鮪を捌きます。

今日は「大間のマグロの腹カミ」きゃーーー!

こういう風に並べるだけでも美味しそう。
背景の娘の机がなんともいえない「生活感」を出していますね。

最初は思ったよりもみんな恥ずかしがって、「真ちゃん(僕)握って~!」でしたが、いざやってみるとみんな超楽しそうです。

「恥ずかしがる=特別な技術が必要で素人にはできない」ということだと思います。

確かに職人のようには簡単にはいきません。
でも、それはすべての料理がそうですから、不十分でも恥ずかしがる必要はありません。

我が息子は幼少期から仕込んでるだけあって、「恥ずかしさ」は無し。
手つきもなかなか。

男子は結構はまります。老後に「そばうち」する人多いですが、これからは鮨を握る時代が来るかも!

包丁をめちゃくちゃ研いでおいたのに、脂のネットリ感ですーーっとは切れない。
うーーん、もっと上手に研がなくてはダメなのか。

それとも包丁をもっと拭き吹きしつつ切ったほうが良いのか。
次回検証しよう。

鮪を握ってたはずなのに、いつの間にかサーモンになっているという奇跡もおきます。

いっちゃん(9歳)もこのクオリティで握れます。


なんだかんだと言っても、大トロが一番テンションがあがります。
何しろ大間のマグロの大トロです。

我々庶民には一生で何度お目にかかれるか解らないようなものもたっぷり味わえます。
これが醍醐味。

自分で握って自分で食べる!めちゃくちゃ楽しい!

今回は、『天然”生”マグロ』腹側ブロック 約1kgを使用しました。
1kgより多めに切ってあるので皮と血合いなどを除いた正味量で1kgありました。

今回は大人4人、子供4人で150g位余りました。
他のつまみもちょろちょろありますので、2~3家族で1kgがちょうど良い気がします。

子供はちゃんとは握れませんが、酢飯をちゃんと作って、鮪を程よい大きさに切れれば、かなり美味しい鮨を自宅で楽しむことができます。

大間の大トロ・中トロ・赤身をたっぷり食べて1家族7500円、大人1人2500円、子供1250円位の計算です。
かなりお得だと思います!