タガの豊洲市場日記:ウチワエビ、アカモク 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    4月22日(月)今朝の豊洲市場

    ウチワエビ

    マカジキ

    卵をたっぷり抱えた「ウチワエビ」が入荷しています。
    私ははじめて聞いたのですが、地域(主に宮崎?)によっては「パッチンエビ」や「パタエビ」という名で親しまれているみたいですね。由来は言わずもがなな気がする。

    最盛期はまさに今頃。短くて、5月には少なくなっていきます。
    刺身は伊勢海老と負けず劣らず絶品ですが、縦半分に割って汁物にするのも美味です。

    ▲こちらでもご紹介しています。

    スズキ

    スズキ

    立派な「スズキ」をよく見かけます。

    こちらは三重の釣りもの。
    現地では素晴らしい鮮度をいかし、“あらい”でいただくことも多いようです。
    “あらい”とは、「スズキ」の切り身を氷水で締めたもの。
    ぜひ食べてみたいです。

    アカモク

    アカモク

    これはなんだ、と思ったら天然の「アカモク」でした。=ギバサです。
    刻んだ加工品が一般的なので、ピンときませんでした。

    あの独特の粘り気と食感が食欲をそそるんですよね。
    栄養価も満点で、時々無性に取り入れたくなる食材です。

    タガのひとり言「狼桃はやはり、凄い」

    先日、事務所に届いたのは、四万十の自然と野中勝さんの技が生み出す野性派トマト「狼桃」

    毎度その絞られたボディに驚かされます。
    旨味と酸味が凝縮しています。糖度も素晴らしいです。感動するトマトです!