タガの豊洲市場日記:本まぐろ(焼尻島)、亀の手、フィンガーライム 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    9月1日(金)今朝の豊洲市場

    本まぐろ(焼尻島)

    タラバガニのふんどし

    焼尻島(やぎしりとう)の本まぐろを見つけました。

    焼尻島とは

    北海道の離島 利尻・礼文島より90キロほど北に位置する、知る人ぞ知る秘島。
    5平方km程度の小さな島で、これは20分あれば車で島を一周できてしまうほどの大きさです。

    焼尻島といえば、「焼尻めん羊(サフォーク)」を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
    2000年に入るまでは、まぐろがよく獲れたこの地域でも、ここのところはめっきり獲れないのだとか。
    一度味わってみたいですね。

    特大岩牡蠣

    特大岩牡蠣

    手のひらより大きい、下手したら小顔の方の顔と同じサイズの岩牡蠣を見つけました。さては鳥取県産の「夏輝」だな?と思ったのですが、愛知県産でした。
    調べてみると、愛知の伊良湖岬は特大の牡蠣で有名なのだそうです。ここの産地のかはわかりませんが、恐らくそうであろうと予想します。

    ▲鳥取県産の天然岩牡蠣「夏輝」についてはこちら

    亀の手

    亀の手

    久しぶりにここまで立派な「亀の手」を見つけました。

    フィンガーライム

    フィンガーライム

    袋に包まれていてわかりにくいですが、「フィンガーライム」です。

    その名の通り、指みたいな形をしていますね。カットして中身を押し出すとつぶつぶの果肉が溢れます。
    オーストラリア原産の柑橘で、「キャビアライム」とも呼ばれているんです。
    実は、種類は200種以上あるのだとか。酸味の強いものや、甘みのあるもの、緑、ピンク、透明など、美しい色合いも楽しめるみたいです。
    いや~面白いですね。

    タガのひとり言「ニタリクジラが豊洲市場に上場!」

    売り切れとる

    本日はニタリクジラが豊洲に入荷する日。最高級部位の「尾の身」はキロ30万円が付きました!
    高値を付けたのは山治!流石ですね。
    仲卸さんを回っても、すでに売り切れているところもちらほら。これから沢山の飲食店で振舞われることでしょう~!