食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
8月5日(土)今朝の豊洲市場
メジロザメ
思わず二度見!サメだ。今朝市場に入荷していた「メジロザメ」は、どこか可愛らしいお顔とフォルム。。日本では「ヤジブカ」と呼ぶこともあるみたいです。
仲卸には「人喰いザメだよっ」と言われましたが、ジョークであるとすぐに伝わりました。小魚などを餌とし、攻撃性はあまり高くなく、人にとっても危険性はほとんどないと言われています。一応。
入荷した「メジロザメ」は、この後どこへ行くのだろう。食べ方としては、刺身や湯引きなどが一般的なようです。
オニアジ
藤田にて鹿児島産、一本釣りで水揚げされた「オニアジ」を発見。結構入荷はレアな魚です。と、いうのも、まとまって獲れないのでほとんどが産地で消費されてしまうそうです。
一見、真アジと大差ないように見えますよね。しかし、魚種から異なります。よく見てみると顔も違えば(目と口の近さが特に違うかな)、「オニアジ」はゼイゴが尾から頭側まで広い範囲で付いています。
ちょうど、同じ鹿児島産の真アジが藤田に並んでいたので、同じ角度で撮ってみました。下の画像で見比べてみてください。
身の色も異なります。「オニアジ」は赤みが強いようです。とはいえ脂は十分にのっており、旨味が濃いと言います。お刺身が一番!どうやらカツオの味わいを彷彿とさせるようです。
大羽?いわし
昨日紹介した銚子産の「いわし」は1尾あたり150g前後。それでも十分良い状態!と思いましたが、本日は200g越えの「いわし」の入荷が同じく銚子よりありました。尾坪で確保していた1ケースをあけてもらい、魚をみせてもらいました。
流石に立派だ。これなら、「大羽いわし」と胸張って言っても良いだろう。そう思いますが、仲卸はうーん、といった表情。えええそうなの。。
かぐらなんばん
夏に旬を迎える「つるむらさき」。あれ、モロヘイヤと何が違うんだっけ、となりませんか。どちらもネバネバ野菜ですし。
この2つの違いは主に原産国です。「つるむらさき」は東南アジア(インドなど)で、「モロヘイヤ」は北アフリカとされています。実際に、栄養価もさほど変わりません。味わいとしては「つるむらさき」の方がやや風味のクセが強いかと思います。
食べるならお浸しがおすすめです。この時期はオクラと合わせてもいいですね。ネバネバパワー。
タガのひとり言「かわいい産地箱」
「牛窓とうがん」の産地箱がとってもかわいくて思わず撮ってしまいました。