タガの豊洲市場日記：ツチホゼリ、大入島オイスター、ブータン松茸 他

食文化スタッフの田賀です！毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

８月10日（木）今朝の豊洲市場

ツチホゼリ

ぬぁ。何者？とても大きいです。10kgは優に越えると思います。
正体は「ツチホゼリ」。ハタの仲間ですが、滅多に入荷しない高級魚です。灰色の身体に茶？黒色の点々が不揃いな大きさで散在します。
砂地を自分で掘って家をつくり、じっと獲物を待つようです。“土を掘って住む”からその名が付いたのでしょうね。

ハタのように、旨みがとても強く脂の上品な甘みもあるそうです。刺身でもおいしいですが、何となく想像して、しゃぶしゃぶも良さそう。

長万部の黒ホッキ貝

「長万部の黒ホッキ貝」はいつまで経っても入荷安定せず。ちょろちょろっとは入っています。

大入島オイスター

大分県南部、佐伯市大入島の周辺海域で養殖されたブランド牡蠣「大入島オイスター」です。小振りですがとっても綺麗！
この牡蠣、養殖方法に特徴があります。「フリップファーム方式」という、日本初の方法が取り入れられており、各地の生産者から多くの注目を集めてるのです。

生食も楽しめますが、ちょっと蒸すのもおいしいみたいですよ。

ブータン松茸

今週から「ブータン松茸」の入荷が始まりました！青果仲卸を歩くと、松茸の香りがしてくる時期に本格的になってきた。

タガのひとり言「カニの試食会」

本日はカニの食味試食会を行いました。タラバガニがメインですが、食べ比べることで塩分の違い、身入り具合など、違いが明確になりますね。

㈱食文化 田賀