タガの豊洲市場日記:小川原湖の特大しじみ、大セミエビ、早稲田ミョウガタケ 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    4月27日(木)今朝の豊洲市場

    小川原湖の特大しじみ

    数日振りに小川原湖のしじみ、特大サイズが入荷しました!大きさはもちろん、黒黒としていて美しく、目をひかれました。
    しじみといえば、みそ汁!ですが、大粒だから楽しめる一品を作りたいですよね!たとえば、バターソテーとか?
    濃厚な出汁だけでなく、身もしっかり味わうことができますよ~!

    大きなセミエビ

    でかーい!ゾウリエビの隣にいたもんだから、より大きく感じる!高知県産の「セミエビ」です。
    伊勢海老は形からお祝いなどに使われる、高級海老の代表ですが、味が濃く、知る人ぞ知るうまい海老は「セミエビ」だとも言われています。実は伊勢海老よりも高額で取引されることが多いです。
    新鮮であればまずは刺身で!シンプルに塩焼きも美味ですし、良い出汁が出るので、汁物にもおすすめです!また、調べる中で、セミエビのグラタンというのが出てきました。甲羅ごと使ってグラタンにするのも面白いですね。

    セミエビに似た「ゾウリエビ」については下記のコラムで紹介しています。

    サクラマス(養殖)

    サクラマス(養殖)

    おっ、あっ、養殖です。存在感あり!「ますのすけ(鱒之介)」は見つけられませんでした…。

    早稲田ミョウガタケ

    早稲田ミョウガタケ

    江戸東京野菜の「早稲田ミョウガ」は、江戸時代から大正時代にかけて、今の新宿区早稲田周辺でたくさん栽培していましたが、一度は姿を消しました。が、復活~!
    本日発見したのは、根茎から発生する茎葉を軟化伸長させた「ミョウガタケ」です。春から初夏の味なのだそう!
    旬の組み合わせとしてカツオのたたきにたっぷりとトッピングしたり、牛肉と混ぜご飯なんていかがでしょうか~。

    タガのひとり言「白海老は素揚げで!」

    はああ流石、”富山湾の宝石”と称されれだけある富山湾の「白海老」美しいです。生はもちろん、唐揚げやかき揚げもおいしいですよね~なんて思っていましたが、白海老を扱う仲卸より、「余計な衣は要らない、素揚げが一番だよ」と教えてくれました。早速試してみましたが、確かに!病みつきになる。”やめられないとまらない~”だこりゃ。と、いうことで、写真は撮り忘れました。