
食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
3月23日(木)今朝の豊洲市場
ホラ貝

「ホラ貝」が市場に入荷しているのですね。吹くと“ブぉ~~~”って鳴るやつですよね。小さいですが。
飛鳥~奈良時代に中国から伝えられたといわれ、大きな巻貝を楽器として、修験道の修行や戦場などでの合図に使われていた「ホラ貝(法螺貝)」。
食べることもでき、主に沖縄県で食べられているようです、刺身や酒蒸しで美味なのだそうですが、今回のサイズですと可食部はほとんどないと思います。賑やかしかしら。
食べる際、内臓には毒があるので要注意です。
かたくり

山形県庄内産の「かたくり」が入荷していました。天然の山菜です。
下向きに花をつけ、やわらかく反り返っている様子が特徴的です。
「かたくり」という名からは、“片栗粉”が連想されますよね。現在に至っては、芋類(じゃがいも)のデンプンから作られる片栗粉が一般的ですが、本来はこの「かたくり」の根茎から採取されたデンプンだったようです。
そんな「かたくり」は、胡麻和えなどの和え物や、おひたし、天ぷら等にして食べるのがおすすめです。
定期便用のお花の撮影をしてきました。
今朝は、千葉県木更津の花問屋「花結実」さんと、お花の撮影をしてきました。
豊洲市場ドットコム、うまいもんドットコムでご案内している「お花の定期便」4~5月の商品イメージ画像用です。
「お花の定期便」は、3つのコースをご用意しています。



定期便に関する詳細はページをご覧ください。
4~5月はどのコースにも必ず「カーネーション」が入ります。コースにもよりますが、ふわっと薄く、ボリュームのある花びらが目を引く「ラナンキュラス」や「ガーベラ」「カスミソウ」など、春らしい色合いの切花を選んでいただきました。

そのなかで今回私が気に入ったのが「ブプレリウム」。明るいグリーンに黄色い花のように見える“苞(ほう)”が繊細で可愛らしいのです。どんなお花とも相性が良さそうな、いわゆる名脇役です。

「キンギョソウ」も目を引きます。花の形が金魚が口をあけている姿に似てることからその名が付きました。黄色だけでなく、ピンクもあります。鈴なりに花がつき、花姿はダイナミックなんです。

花を付け根から切って水の上に浮かべると、花びらがひらひらと泳ぐ金魚のような姿で、また違った楽しみ方ができます。
このように、水面に花を浮かべて飾ることを“フローティングフラワー”と言います。
枯れてきた花も、思い切って花だけをカットして、水に浮かべて最後まで楽しめます。私も良くやります。
ちょうど先日は、スイートピーを浮かべて楽しみました。

ガラスであれば、横からも花の姿が楽しめますよね。
ガラス以外でも陶器のお皿などに浮かべれば表情が変わります。