タガの豊洲市場日記:のれそれ、生本まぐろ(青森三厩)、赤座海老 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    12月8日(金)今朝の豊洲市場

    のれそれ

    のれそれ

    アナゴの稚魚「のれそれ」が入荷しています。本来は春の風物詩。ん~早い!
    高知県土佐で珍味として名を広めました。
    シンプルにポン酢でおいしくいただけます。喉越しちゅるん。

    本まぐろ(青森三厩)

    本まぐろ(青森三厩)

    米彦に並んでいた青森三厩水揚げの本まぐろ。急遽販売することとなり、その場で特別に柵取りしていただきました。素晴らしい魚体です、おいしそう。

    赤座海老

    “輪っか~”

    今日の「赤座海老」はとっても元気!ピョンピョンと跳ねています。
    2尾で“輪っか~”を作ったり、尾っぽをぶつけ合って押しくらまんじゅうをしたりと…。何だかかわいく見えてきました。

    ▲「赤座海老」についてはこちらでも

    タガのひとり言「シマフグを寿司でいただく」

    以前ご紹介した黒と黄色がハッキリとした魚体のふぐ。これこそ“とらふぐ”と名付けられそうですが、こちらが「シマフグ」です。

    ▲「シマフグ」についてはこちら

    どんな味わいなのか…気になっていたところ、なんとタイムリーに食べる機会に恵まれました。

    今回は鮮度抜群なものを寿司で。

    元々水っぽいというように伺っていましたが、ものの良さと職人の技術が相まって素晴らしい仕立てでした。とらふぐと比べると、濃い旨みには欠けるものの、プリッとした口当たりにピュアな旨みと、パクパクと食べてしまうようなおいしさです。驚きました。
    しかし、この水分量に寝かせ具合、これは素人では引き出せない感動なのだろうと思います。