食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
12月18日(月)今朝の豊洲市場
予想されていましたが、しっかり大時化で今週のスタートを切りました…。これから長く続きそうです。
酢たこ
毎年年末に引っ張り“だこ”の「酢たこ(酢だこ)」が豊洲市場にも並んでいます。
「酢たこ」は、関東以北ではおせち料理として親しまれています。考えてみれば、色鮮やかな紅白模様はおめでたいおせち料理にもってこいですね。
また、“多幸”と漢字を当てることができ、「一年間幸せでいられますように」との願いが込められているんですって!
すっぽん
長崎県産の「すっぽん」(養殖)は網に入って入荷します。写真だと分かりにくいですね。
「すっぽん」は、たんぱく質や脂質が少なく低カロリーでありながら、栄養価が高い!
料理にはしっかりと時間をかける必要がありますが、ならではのプルンとした食感、引き締まった肉質は「すっぽん」でないと味わえないものですよね。
それから、じっくり煮込んだスープは優しい味わいになります。この時期にもってこい。
余すことなく〆は雑炊でいただくのがおすすめです。
山東菜
幻の白菜と呼ばれる「山東菜」は、その名の通り中国の山東省から伝わった白菜の一種です。
漬物文化の減少や、作り手の高齢化などで年々減少しており、築地の時代から豊洲に変わっても市場に並ぶのは埼玉県の「山東菜」のみです。
食べてみると葉はもちろん、芯まで柔らかいです。甘みがあり癖がない「山東菜」は漬けたり、炒めたり、煮たりするのはもちろん、サラダにもぴったりなんです!
タガの食べ歩き「トルコ料理 アンカラ 酒編」
前回の「トルコ料理 アンカラ 料理編」 続編です。
都内に2店舗を構える、トルコ料理店「アンカラ」にて。
トルコ料理に合わせて、カッパドキアの岩の姿をそのままボトル化したワインを試してみました。
製造するのは、1943年に設立された「トゥラサンワイナリー」。カッパドキアで最も深い歴史と伝統を持つワイナリーです。
なんていったってワインを飲み終えたらボトルは持ち帰れるのです( ̄▽ ̄)
わたしのお家に連れて帰り、置き物となっています。花瓶にもできるみたいですが…。