タガの豊洲市場日記:網走湖のしらうお、カマス、地アラ 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    10月3日(火)今朝の豊洲市場

    網走湖のしらうお

    網走湖のしらうお

    青森、茨城、島根などが主要な産地として知られる「しらうお」。10月からちらり見かけるようになったのは北海道産。北海道での漁獲は網走湖が圧倒的に多く、道産の約97%を占めるそうです。
    とはいえ、漁獲量は全国でも少なく貴重な旬の味わいです。

    春の味覚?と思われる方も多いかと思いますが、網走湖での漁期は9月~10月。豊洲市場には空輸で届きます。

    新鮮そのものですので、生で酢醤油や生姜醤油で食べたり、天ぷらなどにするのが一押しです。

    カマス

    カマス

    先日もご紹介した秋においしい魚「カマス」。安定して立派な大きさが入っています。

    ただ大きいからと言ってすべて良いわけでは無さそう。腹の厚みにも注目すべきだそうですよ。

    ▲前回「カマス」を紹介したコラムはこちら

    地アラ

    地アラ

    あらなんか、綺麗だけど、目も大きいけど、絶妙に不細工ちゃん?というか何だろう、何かに似ている。
    と、言うのは置いておいて、九州地方では、クエのことを「アラ」と呼びますので混乱しないように注意です。

    「アラ」の旬は、秋に始まり冬にピークを迎えます。刺身はもちろん、ホイル焼きでシンプルに食べるのもおすすめですよ。

    タガの食べ歩き「活 豊後さば刺し」

    豊後さば刺し

    大分県豊後水道で育ったさばの刺身です。勉強がてら、水産チームで食べてきました!