タガの豊洲市場日記:白魚、佐土原なす 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    2月6日(火)今朝の豊洲市場

    白魚

    白魚

    綺麗な「白魚」が入荷しています。特撰品は苦味も少なく、評価が高いだけあります。

    生姜醤油につけるだけで絶品です。江戸前の天ぷらの定番でもありますね。
    その他、ペペロンチーノなどのパスタ、丼などでも楽しめます。

    桃こまち

    桃こまち

    鳥羽県の離島、答志島の桃取で育ったブランド牡蠣「桃こまち」です。
    1年牡蠣とは思えない程、身はとっても大ぶりです。

    生食でおいしいですが、蒸したり鍋に入れても縮みにくいのが特徴です。

    佐土原なす

    佐土原なす

    「佐土原なす」は宮崎県で江戸時代から栽培されてきた伝統野菜。とはいえその見栄えから、実は戦後から1980年初頭にかけては食卓から姿を消してしまっていたようです。
    どうにかして復活させたいと、地元の生産者が試行錯誤して復活した茄子。
    見た目は映えないかもしれませんが、とろける食感と、甘さ、味わいは群を抜いており、それでも繋いでいきたい!という思いが強くなるのにも大きく頷けます。

    是非、見かけた際には召し上がってみてください。

    タガのひとり言「旧正月前ということでウニは…」

    今週末の2/10は春節!(私たちにとってあまり馴染みが無いけれど…)中国は長い連休に入りますね。
    例年このタイミングで輸出需要が無くなり、ウニの価格が安くなるのです。
    この業界になって発見した、面白い繋がりです(‘◇’)