こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
先日、社内でも料理上手と評判の女性スタッフが作ってくれたお鍋の差し入れがありました(フロアが別)。どれどれ、とスタッフみんなでワクワクしながらお鍋の蓋をあけてみると…。
紫色…!なぜなんだぜ…!? \(^o^)/
一瞬動揺しましたが、よーく見てみると、どうやら紫白菜を使ったお鍋のようでした。紫奏子(むらさきそうし)という比較的新しい品種の紫白菜、その名の通り通常の白い白菜とは違って葉が紫色をしています。生の状態はもっと色鮮やかなのですが、お鍋やスープにすると煮汁に色が染み出てしまいますので、なんだか魔女のスープのようになってしまうのです。
その為、一緒にコトコト煮込んでいた他の野菜(特に白いもの)には色移りしてしまう可能性が高いのでご注意を。最近、SNS上ではこの「魔女のスープ(魔女の料理)」が密かにトレンドになっているらしく、検索してみると皆さんが作った魔女の料理の写真を見る事が出来てとっても面白いです。
魔女のスープを作るには、紫白菜以外にも様々な野菜を使う事が出来ます。たとえばこちら、見た目がとっても美しいあやめ雪というかぶです。通常、首の部分が紫色で下半分は白いのですが、たまたまこのあやめ雪はほぼ全体的に美しい紫色をしていました。調理方法としては一般的なかぶと同じ使い方で良いみたいです。
ですが、せっかくのこの綺麗な紫色を活用したいので、中の人は毎朝の習慣となっているVitamixで作るスムージーの原材料にしたりサラダで生のまま食べる事が多いですね。
もちろん、鍋やスープの具材にしてもOKですよ。漬けこむとだんだん赤紫色になっていき、ピンク色になるので浅漬けなどもオススメです。
こちらはあやめ雪だけではなく、他にブルーベリーや紫白菜も混ぜたスムージーになりますが、こんなに色鮮やかな赤紫色になりましたー!まさに魔女のスムージー!\(^o^)/
紫色(紅色)の野菜にはアントシアニンがたっぷりと含まれていますので、美容や健康を意識されている方は積極的に摂取されるといいと思いますよ。
鍋やスープなど、火にかけると紫色の色素がどんどん煮汁に出て行ってしまうので、色鮮やかな紫色を保ちたい場合は出来るだけ生のまま摂取できる調理方法がオススメです。
紫白菜のほか、紫芋(紅芋)、紫人参などの野菜や、フルーツならブルーベリーや黒ブドウがオススメです。
昔の写真をガサゴソ探していたら出て来ました…!これは紫大根だったのかな…?煮汁がすでに薄紫色に染まっており、肉団子やもやしがほんのりと色づいてしまってますね(汗)。魔女鍋。
でも、味は確か美味しかったような気がします…たぶん…。
紫色や赤色が入ると、差し色になって食卓もパッと華やぎますので、ぜひ一度お試しくださいね!