梅シロップ

オガワラ
オガワラ

Webマーケティング部の小河原です。食べる専門のオーバーフィフティーのオジサンが、最近料理に目覚め、ゆるく料理修行を始めました。

この時期の風物詩

この時期になると楽しみなのが梅シロップを作ることです。産毛の手触りが気持ち良い梅ちゃん達を仕込んで、出来上がった梅シロップでサワーを作るのが楽しみ。我が家ではこの時期の風物詩となっています。今年は神奈川県小田原の江川農園さんの減農薬な希少の梅「十郎梅」を手に入れることができたので、更に期待は膨らみます。

↑かわいい梅ちゃん達です。

新しい作り方

ヨメが「新しい作り方を見つけたから試そうよ!」となにやら嬉しそうに言ってきました。どうも梅自体も美味しく食べれる作り方なのだそうです。梅酒漬けだと、梅自体も美味しく食べれるようになりますが、シロップにするとしわっしわに固くなってあまり美味しくないですよね。それが新しい作り方なら梅の実まで美味しく食べれるのだそうです。「えー、本当に?」と疑いながらも試してみることにしました。

氷砂糖が売場から消えた!

用意する材料がちょっと違って、梅と氷砂糖とハチミツ。「ハチミツぅ?」もう疑い始めてますw 先ずは近所のスーパーで氷砂糖を調達しようとしたら、売場にないんですよ。店員さんに聞いたら「ハイシーズンで氷砂糖が売り切れてしまいました」だってー。しかも入荷は数日後になりそうだと。みんなやることは一緒ですねーw 近所中のスーパーをハシゴして何とか見つけましたー。いやー焦りました。

えっ煮るの!?

さあ、その新しいレシピはというと、ヨメはインスタグラムで見つけてきたようです。二日で作れてしまう簡単で美味しいレシピとの説明でした。一連の作り方を観ていくと「えっ、煮るの?」 そう、ハチミツと氷砂糖を入れてじっくり煮込むのだそうです。それってジャムじゃん!? 不安が募ってきた。。。

下ごしらえは一緒です。梅のヘタをひとつひとつ取って、洗って、水分をよく取ります。このヘタ取りが私は好き。ポロっと取れる感触がなぜかたまらんのですw

材料は、梅1キロ、ハチミツ1リットル、氷砂糖500グラム。最初にハチミツで煮込んでアクを取りながら水分が出てきたら、氷砂糖を加えて、また煮込む。アクはきれいに取り除かなくてはいけないけど、何度も取ってはダメなのだそうです。いじりすぎると梅が実崩れしてしまうから。丁寧に丁寧に。

↑ハチミツ投入
↑丁寧にアクを取り除く
↑氷砂糖を投入
↑またアクを取る

アクは、結構弾力があり、ふわふわしてて美味しそうなのですが、食べる勇気はなかったですw

↑やはりジャム? でも、琥珀色のシロップは食欲をそそります。

この状態で、一晩寝かすのだそうです。我慢できず、ちょっとつまみ食いしちゃいました。「おぉ!甘い。でもちょっと酸っぱい、これは美味いぞ!」

味は例えるなら、石焼き芋の蜜が超たっぷりあるところの味です。「今日の石焼き芋は大当たり」って時ありますよね!? その中でも一等賞くらい当りの芋の味です。この例えは分かりますかね?

一晩寝かした極上シロップ

翌日、待ちに待ったご対面。ちょっと煮込み過ぎたか!?糖分が多すぎたか、シロップは煮凝り?ゼリー?のようにちょっと固形になってしまいました。炭酸や水で溶くぶんには問題ないレベルなるので、まあ合格点でしょ。

↑別々に保管した方が使いやすいです。

さぁ実食です。梅の実とシロップをコップに入れて、炭酸水と焼酎で割ると、「ん~、こりゃたまらん!」甘党にはたまらない極上の梅サワーが完成しました。そしてレシピの説明の通り、梅の実がウマい!梅グラッセって感じです。スイーツ好きにおススメです!

↑梅の実は食べ過ぎ注意です!