水車精米コシヒカリ

オガワラ
オガワラ

Webマーケティング部の小河原です。食べる専門のオーバーフィフティーのオジサンが、最近料理に目覚め、ゆるく料理修行を始めました。

水車?

お米マイスターの当社担当者から「これを試してみてー」とお米をおすそ分けしてもらいました。「なになに、ずいぶん黄色いお米だね。粉もたくさん付いてるし。んっ?水車?」なんと、このお米は水車で精米しているのだそうです。「なぜ水車で精米するの?」と担当者に聞いてみたら、ゆっくり精米することで熱の発生を抑えられるから、お米の保水量が多くなり、美味しくなるのだそうです。詳しくはこちらをご覧ください。

さあ、研ぐぞ!

洗米から炊き方までのマニュアルをもらったので、これに従って炊けば安心です。まず最初に糠を洗う作業です。糠が残っているのがこだわりを感じます。見てください!こんなにたくさんの糠が付いてます!

↑ 糠がたくさん!

次にお米を研ぐ工程です。最近は無洗米が多くなりましたが、どうも味気ないですよね。子供の頃よく洗米をさせられたのを思い出します。下手くそだったのが、水を切る時。子供の小さい手だと、まあまあの粒数のお米が指の間を通って流れ出てしまい「もったいない!」親に怒られたものです。

さあ、研ぐよー。やさしく揉み洗いするとお米同士が擦れる独特の感触が私は好きです。小豆のお手玉みたいでどこか心地よいです。豆乳みたいな研ぎ汁の色も数回繰り返すと徐々に透明感がでて、色も白色になります。でも、やり過ぎは禁物。美味しさと栄養分が出て行ってしまいますからね。

↑ 豆乳?とてもミルキーです。

少な目の水分量

炊くお水は少し少な目を推奨されています。「なんで?固めがお好み?」違うんです。ちゃんと理由があるのです。精米する時に水車でゆっくり精米するため、お米に温度が加わりにくくなり、保水量が多めになるのだそうです。ですので、炊くお水は少な目が良いのだそうです。正にお肌とお米は保水量が大事w

炊く前の大切な儀式が浸漬です。今の炊飯器は早炊き機能があるから、すぐにスイッチオンしてしまうのですが、このお米はそれではダメなんです。しかも2時間も浸漬です。晩御飯の時間に間に合うか?ギリギリじゃん!

完成

2時間の浸漬の後、スイッチを入れて炊き始めます。ここからは炊飯器任せ。その間におかずを作るよ。だいぶ料理の手際が良くなってる五十の手習いw

そうこうしている間に炊き上がりました~。ほうほう、ちょっと黄色味かかっているのね。白米と玄米の中間くらいの色合いです。さあ実食。「おお!穀物の味だー」白米の甘みは少な目ですが、穀物独特の繊維感と言いますか、体に良いモノを食べてる感がスゴいです。これは全然アリの美味しさです。素材の味わいが楽しめるお米です。

↑ 穀類という感じでしょ?体が喜ぶ素材の味です。

さて、早速このコラムを投稿しようと思ったら、担当者から残念なお知らせが入電。。。 

なんと、水車の軸が壊れてしまったそうで、直すのに相当時間が掛かってしまうのだそうです。直るまでしばらく休売となってしまいました。「ガーン!リピートしようと思っていたのに・・・」 

販売再開してからこのコラムを公開しようと思ったのですが、水車の復活を応援する意味と楽しみに待ってます!とメッセージを込めて公開いたします。水車の復活を気長に待ちたいと思います!がんばれ、水車!