
明けましておめでとうございます。(株)食文化の田賀です!
年末は実家に帰り、家族と過ごしました。
いつもより広い台所で何かご馳走を作りたいと思い、混雑を承知で大晦日に買い出しへ。
今回家族より海鮮系の用意は色々あるわよ~と聞いていたので、私は肉を中心に購入していきました。
カゴに入れたのは、黒毛和牛のモモ肉ブロック 心芯(シンシン)、国産牛テール、そして魚力の店頭で目が合った、なまこも追加で購入しました。
黒毛和牛の心芯(シンシン)
シンシンは、ウチモモよりもやや下に位置するモモ肉の芯玉(シンタマ)と呼ばれる部位の、さらにやわらかい部位です。

当店の肉担当のコラムを参考に、焼いていきます。
下準備として、まず、焼く前に常温に戻すことは大切です。
そして塩、胡椒を振ります。
塩を振ってから時間を置いてじっくり馴染ませる。…これ、やってしまいがちかもしれませんがNGなんです。
塩を振ってから時間を置くとせっかくの柔らかい肉も硬くなっちゃうんですよね。
さて、表面を焼き、アルミホイルで包みます。

出来上がりはこちら。

心芯のサシの細かさ、柔らかさが活きた良~い感じに仕上がりました。(ホっ。)
薄めにスライスしてローストビーフ風にもアレンジしました。

ソースは赤ワインやバターを合わせました。
「あ、そうだそうだ」と、パンを焼き、
マスタードとソースを塗ってローストビーフを挟んだシンプルなサンドも作りました。

心芯のおいしさに皆感動。弟、悶絶。幸せでした。
今度ブロック肉を購入した際は、数日マリネをして作るローストビーフに挑戦しようと思います。
牛テール煮
久々にゆっくり過ごせる日。じっくりじっくり何かを煮たくなります。
これは、一人でも実家でも同じです。
と、いうことで、牛テールを何時間もかけて煮ました。

そしてここでも肉担当のコラムを参考にしました。
動画付きで分かりやすかったです▼
丁寧な下処理、それに尽きます。
とはいえ、面倒なことは何もありません。

血抜きを終えたら、玉葱、長葱、生姜、にんにくなどと一緒に鍋に入れ、火にかけます。

途中、アクと脂を取りながらひたすら煮ました。


スープは白濁し、テールも見るからに柔らかそうになったら味付けします。
実は煮込んでいる間ずっと悩んでいました。韓国風、和風、はたまたシチューやカレーにするか…。
結局、シンプルに塩ベースで。気持ち薄目に味付けました。
山葵をつけてもおいしかったです。

ほろほろに出来上がり、これまた家族から大好評でした。
なまこ酢
実は、なまこを捌いたことがなかったのです。
家族からは「ひえ~」と言われましたがお構いなくチャレンジさせていただきました。

内臓を取り除いたなまこに塩をまぶして、ボウルで振ってから塩を洗い流します。
薄く切ってから、三杯酢に漬けてあっという間に完成。

ポン酢でも食べてみましたが、それもおいしかったです。
補足
休み前にスタッフに聞いた、家政婦 志麻さんのレシピ「イカとみかんのサラダ」も作りました。

余裕があると飾り切りも捗ります。
