もう岩牡蠣なんて買わないなんて、言わないよ絶対

こんにちは。社長室兼システム部の山城です。

約20年前、朝まで飲んでも会社に行けていた20代前半、
オイスターバーにハマり、週1くらいの勢いで通っては
シャブリ片手に牡蠣を食べる日々を送っていました。

が、その後広島出張で買ってきた牡蠣にあたってしまい、
壮絶キツかったあの日から、自ら率先して生牡蠣を食べる機会を避け、
牡蠣フライで牡蠣欲を満たし続けていました。

しかし、先週末、ついにその長き封印を解きました。
きっかけはスタッフから送られてきたメルマガが魅力だったから。
頼んだのは輪島の海女素もぐり『天然岩かき(生食用)』です。


こんなかんじで発泡スチロールに保冷剤、
ビニール袋にくるまった岩牡蠣が無造作に入っています。
贈答用とかには絶対ダメなやつです。

約20年間封印していたので、もちろん自分で開けたことがありません。
(食文化社員としてはあるまじきですが、システム担当ということでお許しください。)
岩牡蠣の開け方をYouTubeで見て予習しました。

まずはたわしでしっかり洗います。
殻に生きてはいないニョロニョロした生物が2匹ほどいましたが気にしません。

牡蠣ナイフがないのでマイナスドライバーでいざオープン。

最初の1個目は明らかにここにドライバーを入れるべきポイントが分かったので
さくっと開きました。
貝柱をナイフで切ってよく洗い、塩冷水につけます。
殻は5分ほど煮沸します。

あとの3つはかなり苦戦しました。
ここに入れるべしポイントにドライバーが入りません。
指にグサって刺さりもしました。
ハンマーを取り出し、殻を少し割って隙間を作ってなんとか開きました。
もう汗だくです。

この時点で、「もう、こんなめんどくさい作業したくない!
もう買わない!次回からはオイスターバー行く!」となっていました。

普段あまり活躍の機会がない32cmの大皿へ盛ります。
正確にいうともう力尽きていたのでビールを飲みたくなり
長女に指示してやってもらいました…
結果として牡蠣の向きが逆でした。

自然のものなので大きさの差は結構ありました。
手前の一番大きなのがなかなか開かず、一番厄介でした。

そしてレモンを絞って食べます・・・

おおおおおおいしい~~~~
トゥルンと口に入り、臭みは皆無。
磯の香りとクリーミーな牡蠣の味。
塩加減もちょうどいい。
一番大きいサイズがやっぱり食べ応えがあり、濃厚でした。

夫が2つ、私ががんばった特権で3つ食べました。
長女も食べてみたいと主張していたのですが、
万が一「苦手」となったときに1個失うのは悲しいので今回は遠慮してもらいました。

もう岩牡蠣買わない、なんて言ってごめんなさい。
牡蠣ナイフを買って、今期もう1回買いたいと思いました。