期間中、何度も楽しめる!琵琶湖ホテルの苺のスイーツビュッフェ「ストロベリーフェア~いちごめぐり~」に行って来ました!(第5回)


こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
1月15日(月)からスタートした琵琶湖ホテルの苺のスイーツビュッフェ、「ストロベリーフェア~いちごめぐり~」。レポートもいよいよ今回でラストとなります。あー、寂しい!

 

断面図も楽しめちゃう、苺のロールケーキ


こちらは中にくるくると包み込まれているクリームがそれぞれ違うロールケーキです。よーく見てみると、ロールケーキの生地そのものもなんだか質感が違うみたい!そして、もちろん苺もそれぞれのロールケーキに合わせて違う品種がセレクトされています。

 


ロールケーキ 人参ビスキュイとほうれん草クリーム×紅ほっぺ

黄緑色のクリームを見た瞬間、「ピスタチオかな?」と思ったのですがなんとほうれん草のクリームでした。なんだかすごくヘルシーなスイーツって感じです。おまけに人参風味のスフレ生地もあわせてあり、ベジスイーツを楽しむ事が出来ちゃいます。こちらのロールケーキには紅ほっぺが使われていました。

 


ほうれん草はグリーンが色鮮やかで美しいだけではなく、鉄分を豊富に含んでいるので貧血防止になるんです。ビスキュイはお菓子用語で「二回焼く」という意味ですが、人参味なんですねえ。柔らかいクリームともちもち生地の食感が良いアクセントになっているのではないかと。

 


ロールケーキ 苺のビスキュイキュイエールとシトロンクリーム×あまおう

真っ赤な苺の代表選手、あまおうがひょっこりと断面から顔を覗かせているこちらのロールケーキは全体的に苺味。ビスキュイキュイエール(ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール)とは生地を細長く搾り出し、砂糖をまぶして焼き上げたお菓子の事。クリームに混ぜ込んでいるトッピング的な要素まで、すべてが違い食べ比べのしがいがあるスイーツが揃っています。

 


シトロンはレモンの事でお菓子などにはよく使われる定番のフレーバー。あまおうもそうですが、酸味と甘味のバランスがとてもよく食べやすいロールケーキでした。まとまりがあるというか。

 


ロールケーキ いちごロール×章姫

最後は定番のロールケーキですね。まわりがちょっとスフレっぽい生地になっています。

 


定番中の定番、というロールケーキなので中の人は今回こちらのロールケーキは頂かなかったのですが、どなたにも好かれやすいふわふわ口当たりの軽いロールケーキだと思います。

 

どれを選ぶか迷っちゃう!宝石のような苺のムース


上にちょこんとのっかっている苺ちゃん達がとても可愛いムースです。ちょうど1口、2口くらいで食べきれるサイズで並んでいるところも可愛い~!また、苺の色や形もこうして並べてみると改めて「違うなあ」という事がよくわかります。

 


・ムース 柚子とミルクチョコ×紅ほっぺ
・ムース いちごとミント×あまおう
・ムース ホワイトチョコとほうじ茶×章姫

ミントはまあお菓子だと違和感がないフレーバーかなあ、と思うのですが、柚子やほうじ茶など和の素材をあわせているところが面白いですね。でもムースを見ている限り、いかにも洋風って感じでとても和風には思えません。このギャップがまた面白いのかも。

 


中の人はいちごとミントの組み合わせのムースを食べてみましたよ~!色合いも春って感じで可愛いかったです。
甘さはスッキリといった具合で、ミントの風味が爽やかなので食べやすいなと思いました。甘いスイーツの中ではちょっと箸休め(フォーク休め?)的な存在になれそう。ピンク色のいちごムースに、土台のしっかりとした食感のバランスも良かったです。

 

苺×栗の相性はいかに?モンブランもやっぱり3種類ありました


スイーツで言うところのモンブランとは栗をたっぷりと使ったお菓子が定番です。その形が山に似ている事からモンブラン(アルプス山脈)と呼ぶのですが、最近ではクリームそのものがストロベリー味や抹茶味だったりもしますね。
琵琶湖ホテルさんでは栗はもちろんですが、その他のフレーバーのクリームにあわせて苺もセレクトし、ちょっと他では食べられないような組み合わせのモンブランをご提供されていました。

 


中の人が選んだモンブランはこれ!

 


モンブラン カシス・栗・ショコラ×章姫

紫芋かと思ってお皿に盛り付けたらカシスでした(笑)。でもこの赤紫色、イイ!見た目がまず可愛いすぎます。
カシスの酸味に栗ペーストの濃厚なまったり感が意外と合います。カシスはちょっと酸味が強くないのかしら、と思ってましたがそんなことありませんでした。新たな発見!

 


モンブラン カフェ・スパイス・リンゴ×あまおう

なんだか薬膳っぽい風味。スパイスがかなりきいている本格的な味わいでした。でも苦くないよー。ちょっと大人向けの味わいかなって感じですね。クリームもコッテリしていて濃厚、中の人好みのモンブランでした。

 


モンブランと言えば栗、という常識を覆される新しいモンブランだなって思いましたよ~。

 

キラキラ輝くゼリーや葛きりあんみつも見逃せません


会場の中でひときわ涼しげな雰囲気だったこちらのエリアには、キラキラと輝くゼリーなどが並べられていました。

 


・ゼリー シャルトリューズ・すりつぶしいちご×章姫
・ゼリー ライチ・すりつぶしいちご×あまおう
・ゼリー ソーテルヌワイン・すりつぶしいちご×紅ほっぺ

琵琶湖ホテルさんにお邪魔したのは1月、まだまだ寒い季節ではありましたがこのキラキラとした輝きには勝てず(笑)、涼しげスイーツではありましたが頂きました。
(※実際には会場は熱気に溢れており暑いくらいだったのでゼリーも美味しく頂けましたよ~)

 


お皿に盛りつけても存在感がスゴイ!

 


ゼリー ソーテルヌワイン・すりつぶしいちご×紅ほっぺ

苺のスイーツビュッフェ後半、かなりお腹はいっぱいでしたがゼリーはつるりんと喉越しもよく食べやすくて嬉しい。中の人はお酒が苦手なのでワインはどうかなあ、と思いましたがほんのりと香る程度で問題ありませんでした。

 


とにかくこのゼリーのぷるぷる感がハンパないです。ゼリー自体の甘さも控えめなので、その分、すりつぶした苺の酸味が際立っているように感じました。なんと言えばいいのかなあ、素材の味をしっかりと味わう事が出来るゼリーですかね。

 


キラキラ系スイーツをもうひとつご紹介!これ、ゼリーじゃないんです。なんと葛きりあんみつなんですって。こんなにカラフルでキラキラしている葛きりがあっていいのか…。和スイーツってどうしても「美味しいんだけど見た目、地味。」みたいなところがあったりするじゃないですか。でも一切そんなことがない最強のカワイイ葛きりです。

 


お皿に盛りつけてもこの通り、インスタ映えナンバー1の苺のタルトにも負けない存在感。

 


・葛きりあんみつ いちご葛きり・練乳・白ワイン×章姫
・葛きりあんみつ 黒蜜葛きり・白玉・きなこ×紅ほっぺ
・葛きりあんみつ メロン葛きり・ヨーグルト・ウォッカ×あまおう

中の人は真ん中の黄色い葛きりあんみつ、黒蜜葛きり×白玉×きなこを選んでみました。やっぱり「和」なテイストがいいかな、と思いまして…。そして白玉、大好き(笑)。
葛きりはツルツルよりもスルスルという表現がぴったりな食感で、ゼリーと同じくどちらかというとちょっと箸休め出来ちゃうようなスッキリ食べられるスイーツだったな、と思います。でも、ゼリーとは違いこちらの葛きりは黒蜜を使用しているだけあり、ちょっとコクを感じられるような甘さが印象的でした。

 

女峰の断面図をいちごめぐりでゲットしました(笑)


余談ですが東京にはあまり出回らない女峰に興奮し、中の人はその場で断面図を捕獲しました(笑)。
苺スイーツも十分に満喫したあと、再び琵琶湖ホテルのスタッフの方々に今後のスイーツビュッフェについてお話を伺いました。

中の人:苺のスイーツ、美味しいものばかりでたっぷりと満喫させて頂きました!あと、東京ではあまり見る機会がなくなってしまった女峰があったりしてビックリしました。やはり地域によって出まわる苺の品種は違うんですねえ。琵琶湖ホテルのある関西方面で入手しやすい苺の品種とかあるんですか?
シェフパティシエ:昨年の苺のスイーツビュッフェでも使用していた章姫は、関西では入手しにくい品種だと思います。静岡県から産地直送で送って頂いていました。
中の人:そうですね。章姫は静岡県を代表する品種のひとつですが、最近では紅ほっぺやきらぴ香なども登場してきているので、世代交代なんかもあるのかも知れません。東京でもそんなに沢山は出回ってないですかねえ。
シェフパティシエ:あとはアヴァンデセール(※フランス語で最初のデザートという意味)あたりに使用する、奈良県産のパールホワイトもなかなか希少なのではないかと思います。
中の人:あ!ウェルカムスイーツに出て来たいちご大福のあたり=白いいちごの事ですね。
シェフパティシエ:そうです、そうです。本日は淡雪を使用していましたが、ちょっと薄いピンクに色づいていますので…。パールホワイトのほうが真っ白でまさに白いちご!っていう感じなんです。
中の人:パールホワイトは白いちごの中でもひときわ真っ白な苺ですもんね。ツブツブも赤く見栄えがとても良いので、スイーツに使うとパッと映えるような気がします。
シェフパティシエ:個人的には使ってみたいな~、という品種はまだまだあるのですが、色々と制限もありますので、少しずつ試してみながら取り入れていければと考えています。
広報Eさん:昨年は沢山のお客様に章姫を知って頂けて良かったなあ、と思いました。今年はさらに苺の品種も増え、またスイーツのお味やランチョンマットでの解説とあわせて、豆知識的な感じでもっと苺の事を知って頂けたらなあと思ってます。

 


シェフパティシエ:琵琶湖ホテルがある滋賀県は、どうしても関西方面でいうと京都や大阪に比べて認知度がいまいちなところがあります。そこで、まずは認知度UPを目指し他のホテルとは違うスイーツブッフェを、そしてもちろん美味しいスイーツを、という事を心掛けながら今後もお客様に美味しいスイーツをご提供できればと考えています。
広報Eさん:そういう意味ではランチョンマットに苺の断面図を取り入れる、というのは初めての試みだったんですがお客様のアンケートなどを拝見していても好評みたいですし、持ち帰って下さる方もいてよかったな、と思います。
中の人:こちらこそ、苺の断面図をランチョンマットに採用して頂き、またこういうご縁で苺やスイーツについてのお話を伺う事が出来て本当に楽しかったです。本日はどうもありがとうございました\(^o^)/

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琵琶湖ホテルを訪問したのが1月下旬頃でしたが、4月現在、いちごめぐりを利用した方々のSNSへの投稿を拝見してみると、苺のスイーツの種類や飾り付けが少しずつ変化してきている事がわかります。まさに琵琶湖ホテルのスタッフの方々が仰っていた通り、お客様を飽きさせない為の工夫であり、進化する苺のスイーツブッフェ、それが「#いちごめぐり」なのではないかと…。
本当は期間中にもう一度お邪魔出来ればな~と思っていたのですが、広報Eさんいわく「広告を出さなくても平気なくらい連日満席です!」との事。関東だけではなく関西でも苺ブームはまだまだ継続しそうな気配です。
でもね、でもね。コッソリ教えて頂いたのですが、苺のスイーツブッフェ「いちごめぐり」のあとには、また違うテーマでスイーツブッフェを開催する予定があるんだとか…。

広報Eさんいわく「信頼していますので」という事で、スイーツはすべてパティシエさん達のアイディアにお任せしているんだそう。次はどんなスイーツブッフェになるのか、今からすっごい楽しみにしている中の人です。

琵琶湖ホテル 「ストロベリーフェア~いちごめぐり~」

【詳細】
期 間:5月6日(日)まで 時 間: 15:30~17:00(90分制)
場 所: イタリアンダイニング ベルラーゴ
料 金: 大人 ¥3,800 小人(5歳~小学生)¥2,000
※前日15:00までの要予約、予約状況により当日予約を承る場合もございます。詳しくはお問い合わせください。
詳しくはこちら https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/strawberry2017/

※記載のメニュー・いちごの品種は中の人が来店した1月24日(水)の情報です。
旬を迎えるおいしい時期のいちごの品種を選ぶため、 時期や日によってお出しするいちごの品種が異なります。

期間中、何度も楽しめる!琵琶湖ホテルの苺のスイーツビュッフェ「ストロベリーフェア~いちごめぐり~」に行って来ました!
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