釧路の市場めし 勝手丼

出張など地方に行った際にはそこの地域らしいものを食べるのが楽しみです。

出張へ行くタイミングがあるとその土地らしいものを食べるのがとっても楽しみです。それも出張の醍醐味のひとつ。今回は釧路の「和商市場」へ伺いました。本当にたくさん買って帰りたい!と思えるものばかりが売っていて、明日も仕事ということが悔い。帰る前の訪問だったら両手にどっさり買ったであろう欲しいものがたくさんありました。(特にこれ!というなら、特大のタコの口と生のタラバガニ→今年は安いらしい!)

そんな欲望を抑えながら市場内のお店をすべて散策したころ、夕食前だというタイミングだったのですが、一緒にいた取締役が「少しくらいならいいか」と勝手丼を食べることにしました。

青森の市場だと「のっけ丼」です(青森出身の田中です)

この後夕飯だろうが、市場での欲しい欲望を抑えるなら勝手丼を食べるしかもう方法はありませんでした。

まずは丼ものの土台になるご飯を買います。控えめに「小」で我慢することにしました。お味噌汁やお惣菜なども売られていましたがご飯だけで我慢。ちなみに勝手丼は海鮮だけ購入してお刺身だけ楽しむという方法もあるようです。

和商市場内には勝手丼専用の切り身にしたお店が3店舗ほどはあったように思えます。

(青森の市場はすべての店舗にのっけ丼専用の切り身やらが置いてあるので、こうした勝手丼専門店というのも私としては新鮮でとにかくワクワクが止まらない!)

小のご飯だったのでどんぶりも小さめで、この中から何種類乗せられるだろうか…と悩みに悩み…絶対に外せない貝ものに、北海道らしい魚をいくつか選ぶことに決めました。とにかく貝が好物の私。まず絶対に食べたい貝を選択します。

アワビと並んで好きな真つぶ。青森でも食べられるという突っ込みはさておき、絶対に美味しいはずの真つぶをまずは。

ほっき貝も大ぶりでとっても美味しそうでしたのでご指名。赤貝とならんで好きなほっき貝。

おひょう、たんたかと(まつかわガレイ)、カレイ系にどうしても惹かれる私。ほっけなど北海道ならではの魚もたくさん並んでいました。どうしても見ためが白系ばかりだったので、鮭系をひとつ入れることに。

狙うはマスノスケかサクラマスかときしらず。むかし商品部だった時に鮭の食べ比べをした際、マスノスケのおいしさを人生で初めて知ったことが忘れられずマスノスケを。(先に感想を述べると、脂乗りが上品で身の旨味が強く、生で食べても美味しい鮭でした)

ごはんが小だったのが悔やまれる。もっと乗せたかったのにな。。1500円ほどでした。おまけに卵のサービスがあって、これもまたほっこりしたおいしさ。もうぺろっと食べてしまいました。(この後夕食だというのに…)

ちなみに和商市場でどうしても買いたくて、生ものじゃないから買ってしまったものは、羅臼昆布の天然ものを。シールが金色に光り極上感も。大きな昆布が丁寧に畳まれたお品。3000円ほどだったと思います。お店のお父さんとたくさん話して決めた昆布です。美味しい出汁の取り方も教えてくれましたよ。(ぐつぐつとはさせず水からゆっくり火を入れてじっくり出汁をとる)自宅での出汁とりがとっても楽しみになりました。

勝手丼が本当に美味しかったな~とこの後取引先様との会食に胃袋ほくほくで向かいました。がしかし、そこでも北海道らしいものをしっかりと堪能。これはたこの卵です。ん~~~日本酒!(いかの卵なども大好きな私)

※このラインナップは1月の極寒期に釧路へ出張した時のものです。

釧路が好きになった記念。

1年1095食の楽しみを。