
Webマーケティング部の小河原です。食べる専門のオーバーフィフティーのオジサンが、最近料理に目覚め、ゆるく料理修行を始めました。
生涯現役
当社代表・萩原章史が執筆しました「「生涯現役宣言」枯れない男になるための生き方」では、生涯現役の必要性と生き方を提唱しております。日本を代表する有名フレンチシェフ三國清三さんも、37年続けたオテル・ドゥ・ミクニを閉店されて、「死ぬまで現役」とシェフに戻り、70歳からのリスタートに向けてご準備をされているそうです。
素敵な生き方ですよね。私も生涯現役を続けたいなぁと考える年齢になってきました。そんな時、ヨメからスゴいおばあちゃんがいることを聞きました。
ちぎり絵
みなさん、ちぎり絵ってご存じですか?新聞とかの古紙を小さくちぎって絵にするのだそうです。指先を動かすのでボケ防止にも良いそうで、ご年配の方が趣味としてやっている人が多いそうです。
今回ご紹介する人は、90歳からちぎり絵を始めたおばあちゃんで、94歳になった今でも現役でちぎり絵を制作し続けているのだそうです。そして、な、なんと、個展まで開いているのだそうです。「生涯現役を貫いているこの人の作品を見たい!」と、早速、個展を見学しに行って参りました。

お名前は、木村セツさん94歳、奈良県の方です。ご主人を亡くされて暇だったところ、娘さんに勧められて、ちぎり絵を始めたのがきっかけだそうです。

センスが良すぎ!
ストックしているたくさんの古新聞の中から、色目や文字などを上手にちぎって絵にするそうです。老眼の私はメガネを外さないと分からないくらい完成度が高くて、一見すると水彩画に見えるくらいです。
感動したのが絵にする題材の着眼点です。センスが良すぎじゃないですか!?「プチットプリン」ですよ!もう、かわいすぎです。「ズキュン!」一撃でファンになっちゃいました。

やっぱり食べもの
90歳から始めて、直ぐに才能が開花し、今までに何冊も作品集を出版されているのだそうです。正に生涯現役!人生いつどこで何に出会うか分からないから面白い!
食品の仕事をしている身としては、食べ物の作品が多いのが嬉しいです。「食べる楽しみ」美味しいものを食べて、いつも笑顔でいることが生涯現役の秘訣ですね。心の栄養をたくさんいただきました。ありがとうございました。