商品部以外の仕事が多くなった田中です。
私が田中米穀さんと商談会で出会ったのはもう10年も前になるかもしれません。現在の社長さんが展示会のブースに立たれて営業されていたのをいまでも鮮明に記憶しています(なぜかと言うと私と同じ名字だから)新潟のお米屋さんとの取引なのに、田中米穀さんから仕入れるお餅が美味しすぎて、販売にも力が入り、お米よりも販売数量が多いです。(お米も頑張って売ろう!)
寒い時期になると無性にお餅が食べたくなります。何個でも食べられる無類のお餅好きです。
杵つき餅は、炊いたもち米をぺったんぺったんと機械の杵でついてお餅に仕上げていきます。杵と臼で子供会や商店街など餅つき大会で見るあの光景を機械化して製造したものです。ただもち米を潰して製造するお餅とは違い、やはりコシと伸びが力強く、食べ応えがあると思います。
餅はどんな食べ方をしても美味しいです。磯辺焼き、あんこ、ごま、くるみ、きなこ、どれもこれも・・
しかしその中で私が最も好きな食べ方は、小さいころによく祖母が作ってくれた砂糖醤油で食べるお餅です。んーやはり小さいころに食べた美味しい記憶って大人になっても染みついているものです。(美味しい手作りのものを子供に食べさせようといつも考え直すタイミングです)
うちのおばあちゃんの味でもある砂糖醤油のレシピは販売ページ内でも紹介しておりますので是非、美味しすぎて悪魔の味ですが試してみてほしいです。
フライパンに油を引き、お餅を両面カリカリに焼き上げます。中火位がおすすめです。きつね色の焼き色かつ、お餅の中心部にもしっかりと火を通したいので、強火にするとすぐに焦げてしまうために弱火寄りの中火がおすすめです。
きつね色がついてきたかなーという頃に裏返します。真ん中の部分がぶよぶよっとしてきたらお餅にも火が入ってきた証拠です。ここが膨らまないと、中央部分に火が通っておらず硬い場合があるのでしっかりと火を通してお餅を柔らかくするのが悪魔の美味しさへのコツです。
そこへ砂糖と醤油を上からそれぞれかけてじゅわじゅわ~っとしてきたら、お餅を砂糖醤油に素早く絡めていきます。(手早くせねば、砂糖醤油が固まってしまいます。火を入れ続けるとすぐに焦げてしまうので、火は砂糖醤油を入れる前後に止めるのが良いです)
そして最後に胡麻をふりかけたら完成~です!美味しすぎて悪魔のお餅です。
油で揚げ焼きにしながら火を入れているため、砂糖醤油を絡めてもカリカリ食感がそのまま残っており、中のもっちもちなお餅との食感をそれぞれ楽しめます。
そしてこのお餅の特徴でもある伸びが抜群に良いので、弾力も思う存分楽しめます。あまりにも美味しすぎて食べすぎると、太ります。私の正月太りの犯人は80%ほどこちらのお餅のお陰です。
欲望に負けてしまう悪魔のお餅です。
1年1095食の楽しみを。