伊豆諸島最南端「青ヶ島」に行ってきました

豊洲市場ドットコムの井上です。

東京都は実は330もの島はあり、全国でも6位の島数を誇ります。
日本の最南端にある小笠原諸島の沖ノ鳥島も、最東端の南鳥島も実は東京都です。
地図で見てみると、こんなに遠くまで島があるんだと驚愕します。

さて、その東京の島の中でも身近な伊豆諸島、その最南端に位置するのが青ヶ島です。
死ぬまでに見たい100の景色だったかな?に選ばれている絶景がこの島にはあります。
ただ、唯一にして最大の欠点が、「50%の確率で欠航してしまう」ことです。
青ヶ島は断崖絶壁の岩の上にある島で、港が1つしかありません。
その他の交通手段はヘリコプターだけです。
船はちょっとした風ですぐに欠航になり、ヘリは定員がわずか8名で1日1便。
行くのも帰るのも大変な島です。

という訳でヘリにのります。
同じPJのメンバーもう1人とこのヘリに乗る予定だったのですが、乗る寸前に帰りの船が欠航しそうで、さらに代わりのヘリがない事がわかり、なんと荷物検査をするところで脱落。
私の分のヘリは確保していたので、私は1人で行くことに。
噂には聞いていたけど、本当にこんなことになるとは。。。

ヘリの時間は短く、15分位で着きます。
見えてきました青ヶ島。岩の上にあるような島というのは本当ですね。
なんだかちょっと怖い雰囲気。

青ヶ島に来た目的は、あおちゅうという、世界でも稀な「自然麹と自然酵母で作る焼酎」の取材ですが、その話は後日に。

何よりもまず見て欲しいのが、青ヶ島の絶景です。
大凸部(オオトンブ)という青ヶ島で一番高い所に上ると見ることができる2重カルデラが素晴らしいのだそうです。

ここが大凸部への入り口。
「素敵な景色へのゲートウェイ」のような雰囲気がありますね。

てくてく歩いて、15分位でしょうか
道中の景色もなかなか良いです。この日の気温は15度位の気温でハイキングをするにはちょうど良い気候でした。

そして、

ついに(というほど遠くないけれど)到着です!

どうでしょう?
最初のこの景色を発見した、かつての島民はどんな気分だったのかな。

青い空と白い雲、緑のカルデラのコントラストをずっと見ていると不思議と焦点が合わなくなってきます。
この中にも入れるのですが、この日は時間が無くて断念。

何しろ、ヘリだと1日に8人しか来ることができません。
船も50%しか入港できない場所なので、この景色をその目で見た方は少ないのだろうな。一見の価値があります。

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