タガの豊洲市場日記：うに牧場のキタムラサキウニ、ハモ他【最終回】

食文化スタッフの田賀です！毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

４月30日（火）今朝の豊洲市場

こちらの「キタムラサキウニ」の入荷も始まりましたよ～！
岩手県洋野町「洋野うに牧場の四年うに」です。

“うに牧場”は、わかめや昆布が豊かな沿岸の岩盤を、うにの生育に理想的な環境に人工的に整えた漁場です。
ここで育ったうには、磯の香味と香り、甘みが濃厚なんです～。

なかでも四年ものは最も身入りの良いうに。鮮度と風味を保つため、木箱を用いず塩水漬けパックになっています。

わかりにくいですが、「骨切りハモ」のパックです。
早いなあ、もうハモが目立ち始める季節なんですね。

５月がやってくる。そして、すぐに梅雨がやってくるぞ。。

１ヶ月前ほどの写真です。
春らしいかいしきが並び始めたのは３月頃。この時期には既に見かけなくなってきました。
季節は初夏へと移りつつありますし、節句にちなんで使うかいしきは、その節句が終わったら使わない方が望ましいですからね。

タガの豊洲市場日記：ドウマンガニ、黒あわび、秋のかいしき他

▲秋のかいしきについてはこちら

日々市場内を歩きまわり出会ってきた水産物や農産物。仲卸の皆さまと情報交換するなかで知ったこと。販売だけではない方法でお届けできたらと思っていました。

とはいえ、書き留めることで役立ったこともあったり、市場をまわる中でもうひとつ新たな視点を持てたりと、半分は自分のためのようなものでしたので、
本当に少しでも面白いと思っていただけたのであれば、何よりです。

そして、最後の最後にコメント機能があることに気が付き、ひとつ前の投稿から開いてみました（’◇’）（’◇’）（’◇’）

これまで「タガの豊洲市場日記」を一度でもご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。