タガの豊洲市場日記:ホタルイカ初荷、巨大イシナギ 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    3月2日(土)今朝の豊洲市場

    富山の生ホタルイカ

    富山のホタルイカ

    昨日3/1に、富山湾の春の風物詩ホタルイカ漁が解禁されました!これから5月末ごろまで行われます。
    はあ~~~~やい!早い!

    そして入荷したものはとっても美しい。
    本日も気温は低く、風が強く、春らしい天候ではありませんが、食材から春を感じます。

    初日、昨日の水揚げは富山市の水橋漁港で432キロ(ちなみに昨年はたったの4.5キロぉおお)、滑川市の滑川漁港で約106キロ(昨年は0.5キロぉお)
    そう、昨年は比にもならないほどに不漁だったのですが、今年度は大きく上回ってくれました!ホっ

    さてさて、そんなはしりの「ホタルイカ」はしゃぶしゃぶでいかがでしょうか。
    身は少し小さめではありますがプリプリの食感で、ワタも濃厚です。
    もちろん他にも、バター醤油に、沖漬けに。春の訪れを感じながらの晩酌のお供にも最適ですね~!

    富山のボイルホタルイカ

    富山のボイルホタルイカ

    同じく富山よりボイルホタルイカも入荷していますよ。
    そのままはもちろん、酢味噌、天ぷら、かき揚げ、パスタとからめるなどして楽しめます。

    そうそう。富山湾における「ホタルイカ」の大群集は特別な現象で、滑川市海域は“ホタルイカの群雄海面”として国の天然記念物になっているんですよ。

    巨大イシナギ

    巨大イシナギ

    ぐははは、大きすぎる。
    そして山治さんの店頭にてアイドル化している「イシナギ」です。
    その重量、79.4…おおよそ80キロということですね。存在感が凄いです。

    巨大イシナギ

    巨大な「イシナギ」は鶏肉の味わいに似ているのだとか、そんな情報をいくつか目にしました。
    大きい魚体は加熱して食べるのが吉のようです。

    タガのひとり言「とある飲食店で見つけた…」

    先日訪れた飲食店で置いてあったポストカード?でしょうか。
    それぞれ仲卸の名前が!どうやら築地市場時代の様子を描いているようです。

    素敵で、思わず写真に収めてしまいました。
    写っている仲卸にとってはきっと宝物ですよね。