食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
1月29日(月)今朝の豊洲市場
ホタルイカ(富山)
「!?」早くないか、と。そう思いますよね。
ホタルイカはいま、兵庫県で正式に漁が始まっており「ボイルホタルイカ」は入荷していますが、(写真撮り忘れているので後日紹介しますね)
本日は、まだ始まっていないはずの富山からも入荷がありました。
どうやら、“獲れちゃった”ようです。リリースするわけにもいきません、有難くいただきましょう!ということで入荷。
小ぶりながら、やはり美しいです。
生であればお鍋で、ボイルであればそのままはもちろん、酢味噌、天ぷら、かき揚げ、パスタもおすすめですよ。
子持イイダコ
2週間前から入荷し始めた「子持ちイイダコ」は徐々に立派な大きさ、形になってきました。
昔から日本人に親しまれてきた食材ですが、最近は流通量も少なくなっています。
依然として飲食店へ引き合いが強く、入荷があれば取り合いです…
前回、イイダコを使った韓国鍋料理「チュクミ」をご紹介しましたが、
「子持ちイイダコ」は醤油と砂糖で甘辛く煮付ければ、日本酒が進むこと間違いありません。
〆、とは言い難いのですが、その煮汁と刻んだタコで蛸飯も楽しめます。
葉にんにく
千葉県の九十九里の温暖な気候で育った「葉にんにく」です。
もとは中国(四川)の野菜で、中華料理に重宝されます。
一説によると、安土桃山時代に土佐を治めていた長曾我部元親公が朝鮮出兵から日本に持ち帰ったことがこの野菜のルーツと言われています。
にんにくほどのクセは無く、上品な甘みを楽しめます。
高知県の郷土料理で、葉にんにくの「ぬた」があり、ブリのお刺し身やこんにゃく等にかけて食べられていますね。
炒め物やスープはもちろん、すきやきなどにするのもおすすめです。
タガの食べ歩き「ヨルダンのデザートとハーブティー」
前回紹介したヨルダン料理のお店でいただいたデザートとハーブティーです。
デザートは「アラブプリン」、ハーブティーはカモミールの主張を強く感じるブレンドティー。非常に心地の良い味わいでした。
「アラブプリン」はとろっとろ、わらび餅みたいなとろみがありました。片栗粉かな、タピオカ粉かな。
甘さ控えめで、上にかかったシナモンパウダーとの相性抜群。大変おいしかったです。