タガの豊洲市場日記:渡波赤貝、仙鳳趾牡蠣、紀南の小梅、新レンコン 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    5月16日(火)今朝の豊洲市場

    渡波赤貝

    渡波赤貝

    宮城県渡波の赤貝です。赤貝といえば日本一と有名な産地は閖上ですが、渡波は閖上より少し北にある石巻湾にあります。非常に大きなサイズで、閖上の赤貝に劣らない素晴らしい味わいなのだそうです。

    仙鳳趾牡蠣

    仙鳳趾牡蠣

    仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣が入荷していました。お気に入りの産地です。仙鳳趾は釧路町の東側、厚岸湾の端に位置します。仙鳳趾の海は昆布が多数生息する、プランクトンなどの栄養も豊富な地域!おいしさの理由に繋がっていそうですね。
    生食でしか食べたことがありませんが、次回はパスタなど、加熱して食べてみようかな。

    紀南の小梅

    紀南の小梅

    和歌山県紀南地方で、梅の季節のトップバッター「小梅」の収穫が8日から始まっています!豊洲市場にも入荷が始まっています。今シーズンは収穫量が平年より少し増えそうとのこと。
    梅酒やジュース、梅干し、ジャムなど、あ~~この季節きたな。

    新レンコン

    新レンコン

    熊本県より入荷しています。レンコンの本格的な収穫前に多く出回る「新レンコン」は、ひと回り細く小さめ。皮も白っぽいです。水分量が多く食感も柔らか、サクサクと歯切れが良いのが特徴ですよね。
    「新レンコン」を堪能するなら、サッと加熱していただく食べ方がおすすめです。和え物やサラダ、天ぷらもいいですね。

    熊本県ではないですが、以前スタッフの八尾と小河原がれんこんの収穫体験に行っていました!大変そうですが、とても面白そうと思いました。

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    タガのひとり言「ばってんなす」

    「ばってんなす」はJA熊本うきが種苗メーカーと共同開発した水ナス系のオリジナル品種です。高糖度かつ水分が多い、さらにあくが少ないとのことで、生のままおいしく食べられるということを耳にし、早速試してみました!
    薄くスライスし、塩と一緒に。本当にあくを感じない。おいしい~。
    後から知りましたが、包丁を使わず、軽く切れ込みを入れて手で割くのが通な食べ方なのだそう。ふわふわの果肉をもつ水なすは、包丁で切ってキレイな断面にするのではなく、指で割いていびつな断面を見せるのが昔からの食べ方なのだとか。
    ほへ~!新たな発見です。次からはそうするぞ。