
食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
12月25日(月)今朝の豊洲市場
メリークリスマス( ‘◇’ )ゞっと、本日も元気に出社です。
子持昆布


年々流通量が減っている「子持昆布」が!!どこも新物はほどんど持っていない「子持昆布」が!!
流石、仲卸 藤田に入ってきました。少しでも入荷があれば争奪戦。目を光らせている人も少なくはないはず。
わたし自身、今年は目にすることはできないかなあ、なんて思っていました。
バケツからちらりと見せていただきましたが、写真は撮り損ねましたので、過去に撮影したものから拝借(写真右)
「子持昆布」とは、卵をお腹に抱えたニシンを昆布の森に誘導し、そこで産卵させたものです。
カナダとアメリカの特定の海岸には、毎年大量のニシンが産卵するために集まります。
下拵えとしては、塩分濃度5%程の塩水を作り、6~8時間おきに水を2回ほど替えて、塩抜きします。
白だしや醤油などお好みの調味液を準備して、約2時間ほど漬けたら完成。食べやすい大きさ切っていただきます。
いや~、お正月の料理に欠かせない数の子と昆布。
数の子は豊作や子宝を象徴し、昆布は“よろこぶ”、“子生婦”にも通じることから室町時代より縁起物とされてきました。
そんな2つを掛け合わせた「子持昆布」は、まさに凄い縁起物と言えますね!
ハートのウニ

あはは、寿司屋に卸されるクラスのエゾバフンウニをハート型の容器に詰めております。
可愛らしい包装ながら、ウニを知り尽くした北海道の職人の技が込められていますよ。
ウニが好きな方へ、特別な贈り物となるでしょうね~。
MerryXmasメロン

「MerryXmas」と刻まれたオーダーメイドのメロンです。(静岡県産のマスクメロン)
どうやって???!と思いますよね。
どうやら、まだメロンが小玉でつるりとした見た目のうちに傷をつけると、成熟して傷口は網目のように変化するようで、そこに仕上げの金粉を施して完成!
…とはいっても、思い通りのメッセージに仕上げるには成長も見越した熟練の腕が欠かせないですよね。
タガのひとり言「クリスマス恒例!仲卸からケーキの差し入れをいただきました」


青果仲卸からクリスマスケーキを差し入れいただきました!実は毎年恒例で、今回はショートケーキとチョコレートケーキの2種類!いつもありがとうございます。
いくつになっても、ケーキを目の前にするとなんだかテンションが上がってしまいます。
もちろんスタッフ皆で分け分け。机の上に、カットされたケーキが並ぶのも可愛らしい。
わたしはチョコレートをいただきました(●^o^●)