食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
3月28日(火)今朝の豊洲市場
閖上赤貝
「赤貝」の旬は9~6月と長いですが、冬から初春にかけては身が太って甘みが増した最も美味しい時期。宮城県閖上漁港は、江戸前鮨にも欠かせない赤貝の名産地です。握りで食べたいですね。
ちなみに「赤貝」は海底の異変に敏感なのだそうです。異変を感知するとすぐ身の色などに影響するのだとか。
蝦蛄
宮城県石巻産の「蝦蛄」が入荷していました。こちらも江戸前鮨のネタとして知られていますね。
旬は年に2回訪れ、1度目の春から初夏にかけては、産卵期を控えた子持ちの蝦蛄が食べれる時期。2度目の秋から初冬にかけては、産卵後に栄養を蓄えて肥える時期と、それぞれの旬によって異なる特徴を楽しめます。
やはり、茹でて山葵醤油でいただきたいですね~。
そら豆
鹿児島県指宿産の「そら豆」です。初春が旬。しかし今シーズンは1月下旬の寒波の影響で、鹿児島県指宿のそら豆は低温で傷んでしまうなど、深刻な被害を受けてしまいました。今年は見かける機会が少ないかもしれません。
おいしく食べるポイントは“届いたらなるべく早く食べる”ですよ。
タガのひとり言「焼きそら豆」
今年は不作だという指宿の「そら豆」をありがたくいただきます。やっぱり焼きで。
と、思ったら、ちょうど先輩もコラムを投稿していました!
▼こちらも是非ご覧ください。