食文化の肉担当 白石です。
かねてからずっと作りたいと思っていた、コンソメ作りに挑戦しました。
某休日 計8時間におよぶ白石のコンソメ作りが始まります。
まずは、肉の血抜きです。
家で1番大きい鍋(7L鍋)を用意し、黒毛和牛のすじ肉、国産牛のすね肉、鶏ガラ、丸鶏入れます。
血抜きが終わった肉と野菜を入れて煮込み始めます。
今回はトマト、玉ねぎ、セロリ、人参、ブーケガルニ、ニンニクを使いました。
ここからアクを取りながら、4時間煮込みます。
おお!いい感じ。
この時点で家の中はすでにコンソメの匂いで満たされていました。いい香りです。
ここで野菜や肉を取り除くため濾します。この汁が「ブイヨン」です。
濾した後に出てきたすじ肉やすね肉は、いい感じに柔らかくなったので、別途食べます。
この時は、コンソメ作りをしながらお酒を飲みたかったので、すじ肉を刻んでポン酢と一味をかけて食べました。
すじ肉のぷるぷるした食感。たまりませんね。お酒が進みます。
そして、ここからブイヨンをコンソメに進化させます。
牛ひき肉、玉ねぎ、セロリ、人参、トマト、卵白を入れ混ぜ合わせます。
ここに先ほど作ったブイヨンを投入!
これで本当にコンソメができるのか不安になりながら、煮込みます。
肉や野菜が上澄みに来て、中心だけが対流するようにしながら、煮込むこと4時間!
よし、ここまできたらあとは濾すだけ。
おお!コンソメっぽくなってきました。
ただ、ここで1点アクシデントが起こります。
大事に煮詰めてきたスープを濾している最中に・・・ボウルがひっくり返り、シンクへダイブ。
スープが半分流れて行ってしまいました。。。その悲しさから、作業中断。お酒タイムを挟みました。
そんな出来事がありつつも、出来上がったコンソメがこちらです!!
私がコンソメをこぼしたことにより、できあがりは小さめのお椀1杯分になってしまいました。
本来ながら、もっと上澄みの油を取らなければならないようなのですが、今回はそれをしてしまうと飲む量がもっと減るため、その作業を行いませんでした。
今まで飲んだことのあるコンソメよりも、すごく濃い。
味が凝縮しているというのは、こういうことを言うのかと思いました。
今後は、肉の品種や部位を変えたりしながら、もっと磨きをかけていきます!