
水産担当の平林です。
希少な天然魚を扱う藤田水産の藤田社長「ヤイトハタは、身もいいけどアラから出るスープが極上。水・酒・塩だけでいいよ」
そこまで言われたら、試さずにはいられない。本来はシンプルに仕上げたかったが、今回は子供たちも喜ぶので、ヤイトハタラーメンを作ってみました。

まずは下処理から。アラは一度茹でこぼし、ウロコや血合い、汚れを丁寧に取り除く。

鍋にアラを入れ、昆布、生姜、にんにく、長ネギとともに火にかける。最初は丁寧に灰汁を引き、落ち着いたらそのままじっくり3時間、旨味を引き出す。昆布は本来早めに上げるのがセオリーだが、あえてそのまま。この雑味も、ラーメンとしての奥行きに変わる。

スープを濾し、地鶏の鶏油、薄口醤油を少し、塩で味を整える。

仕込んでおいた味付け卵と鶏チャーシュー、長ネギ、ブロッコリースプラウト、トマトを添えて完成。
トマトは食べ進めるほどにグルタミン酸がじわりと溶け出し、ヤイトハタの出汁と重なって、旨味がさらに一段引き上がる設計。
どこまでも飲み続けたくなるような深い旨味。
子供達の反応が一番正直で、「美味しい!」と、気づけばスープまで完飲。さらに「スープおかわり!」と。
藤田社長の言葉通り、ヤイトハタのアラが引き出すスープは、まさに極上でした。
