たけのこ料理 茹で(あく抜き)は簡単

店頭に、にょき!っと生のたけのこが置いてあるのももうそろそろ終わりです。あったとしても地場のものくらい。たけのこの時期はシーズンで最低でも3回はあく抜きをして旬の味を楽しみます。

今年もたけのこのシーズンが始まりました!と思った瞬間に、もうシーズンが終わろうとしています。今年はあく抜きを3回実施。自分的には少なかったように思えます(反省・いや、主人が単身赴任で居ないので大人1人の消費量はそんなものです、と勝手に落としどころを見つける)

大人1人での生活のため、1回で2個のたけのこのあく抜きをして様々な料理に使ってもちょっと多いくらい。だから、地元の八百屋で少量で買い、地場のたけのこを味わう機会が今年は多かったです。

あく抜きは本当に簡単なんです。

法人営業をしていて、たけのこは敬遠されがちなのですが、「とっても簡単なのでいちどやってみてください!」とおすすめしています。具体的な食べ方もないと、なかなかチャレンジには至らないのだなぁという印象です。

でもたけのこって本当に万能。ご飯にもお味噌汁にもおかずにもなってくれて、たけのこずくしを堪能できる食材です。

ということで、鍋に水を張り、たけのこのてっぺんを斜めに落とし、その断面に包丁で切り込みを入れます。鍋には糠と鷹の爪を1~2本入れます。(鷹の爪は昨年、我が家のプランターで1本だけ栽培したらものすごくたくさんとれた唐辛子を)

沸騰させて20分ほど、ふきこぼれないように煮たら、火を止めてそのまま放置します。(夜作業したら翌朝まで、朝作業したら夕飯時に料理に使うような時間軸です)

鍋の中に放置しておいたたけのこの皮をむいたら、いよいよ料理に使う前段階に仕上がりました。

↑これは皮をむきすぎました。新鮮なたけのこは、姫皮とよばれるてっぺんの柔らかな部分も楽しめるので、※むきすぎ注意です。

↑これはたけのこのてっぺんの姫皮を残したバージョンのたけのこを使った天ぷらです。

新鮮なたけのこは個人的に天ぷらに限る!揚げたては塩で食べるのがおすすめです。とうもろこしのような香りが広がり、こりこりっとした食感が良く、油との相性も良いと感じる食材です。木の芽も良い仕事をしてくれます。

我が家ではほぼ毎日お味噌汁に入っているのではないかというほど、たけのこをお味噌汁に入れます。特にお気に入りの味付けは、鯖缶×たけのこのお味噌汁です。 ↑これは茶えのきも入っているバージョン。本当は根曲がり竹を使うのが正の、北信地域と山形県内陸地方の郷土料理です。

その味をケンミンショーを見て知ってからというもの、鯖缶とたけのこの組み合わせにドはまりしてしまいました。鯖缶からはお出汁が出て鯖の脂分と味噌との相性が良く、さっぱりとした旨味が味噌汁に溶け出し、たけのこの食感を楽しみながら味わうことができるのでおすすめです。

こんな記事を書いている最中も、そういえば昨日もまたたけのこ茹でました。シーズン終盤です。

1年1095食の楽しみを。