食のトータルプロデューサー・井上です。
ここ数年、九州に何度も足を運んでいますが、長崎は5年ぶりです。
長崎の海岸線は北海道と同じくらい長いという事実を知っていますか?海の幸といえば長崎。長崎の魚はめちゃくちゃうまい。
そんな事は横においといて、我々の目当ては雲仙うららかファームの前田さんのみかん。
FB上で若くて凄い生産者がいるとの呟きを発見し、紹介してもらいました。そういう情報は見逃しません。
雲仙という雲の上の仙人を思わせる地域名は、簡単にはたどり着けなさそうな雰囲気をもっていますが、実際にそれなりに大変でした。
長崎は本当に信じられないほどアップダウンが多く、若葉マークを今でもつけたいほど運転が苦手な私にとって、文字通り雲の上の仙人に会うほどの困難です。
やっとついた時には、神竜(シェンロン)がでてきて願い1つかなえてくれるのかと期待しましたが、みかんをたくさん食べれただけでした。
ちぇー。(美味しいけど)
前田さんは、就農5年目。しかも代々農家をやっていたわけではなく、一念発起して1からスタートした凄い人。
農業技術は、福岡の生産者に少しの間学んだだけで、後はFBなどで知り合った仲間に教えてもらっているそうです。
こんなところにもIT技術。農業も色んな形で進化していますね
あと、前田さんのお父様が肥料の会社にいらっしゃるので、最新の肥料を試せるらしいのですがこれが本当に凄いらしいです。
いや~~~本当に農業って色々。地域によっても違うし、生産者によっても違うし。
同じ品種で、同じ地域でも、味わいが全然違うから面白いです。
前田さんの畑には、佐世保温州、興津早生、それと今後は原口早生も作るそうです。原口早生は相当美味しいらしい。
でも長崎といえば佐世保温州。
この品種の美味しさは凄い。みかんの甘さとは違う気さえする、超濃厚な味わい。
収穫1ヶ月前のこのまだ青さが残るみかんでさえ、めちゃくちゃ美味しかった。
前田さんの佐世保温州はもうすぐ発売です!
試食した感じですと糖度14~15度はありそうです。
年末に近づくほどに美味しくなる(熟度が増すので)ので、是非、何度も召し上がってみてください。
一口にみかんと言っても色んな美味しさがあります。今更ながらその奥深さに魅了されています。
夕飯は、超濃厚なちゃんぽん。こんな美味しいちゃんぽんがあるとは、、、
角煮マンもたべちゃった(てへ)