パープルクイーンで梅シロップを作った話

今年は梅シロップに挑戦しました


こんにちは、地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
マルシェ店長・八下田が梅干しづくりのブログ記事をアップしているので、中の人はTwitterでつぶやいた梅シロップづくりについてブログ記事をまとめたいと思います。

パープルクイーンは日本で唯一、JA紀南だけが生産しているという希少な梅。毎年、出来栄えにより入荷量が変わって来てしまうのですが今年は残念ながら数量限定でのご紹介となってしまいました…。本当にごめんなさい。もともと、市場への入荷も10日前後しかない梅なんですよ。


で、お客様へお届けする分のパープルクイーンを確保する為、今年は社販を諦めていたのです。…ところが!出荷スタッフが検品作業ではじいたパープルクイーンをお裾分けしてくれました。嬉しい…!\(^o^)/色がそれほど回っていない梅も混ざっていましたが、味に問題はないよねって事でありがたく頂戴し、早速まるっと水洗いをします。実は梅シロップづくり、今年が初挑戦です。いつもは梅干しづくりに精を出しています。


初めての梅シロップづくりでしたが、パープルクイーンについてきたパンフレットに詳しい作り方も書かれていて助かりました!といっても、梅シロップって驚くほど簡単に出来るんですねえ…ビックリしました。水洗いした梅は少し乾かしてから、ビニール袋に入れて一晩冷凍庫へ!こうすると、解凍された時に細胞が壊れ、梅エキスがよく出るようになるんだそうです。なるほど、なるほど。


そして翌日。100円ショップで購入したガラス瓶の中に、冷凍状態のパープルクイーンと砂糖を入れまーす。一般的には氷砂糖を使う事をオススメいたします。じわじわと溶けて、綺麗な赤紫色のジュースが出来上がるからです。中の人は健康の為に…と、あえて茶系の砂糖を使ったのですが、これが原因(たぶん)で梅シロップは残念ながら茶色っぽくなってしまいました。


このまま、数日間放置します。分量の目安は、梅:砂糖=1:1との事ですが、甘さはお好みで調節して下さいとパンフレットに書かれていました。

2日目、早くもシロップが…!


瓶にパープルクイーンと砂糖を仕込んだ翌日、出社してみると早くもこんなに梅シロップが…!スゴイ!


梅エキスがじわじわと出て行くにつれて、梅はシワシワとなって来ているように見えました。実際、完成したあとに梅そのものも食べてみたのですが、ほとんど食べられる部分がなくなってしまっていたように感じましたね。同じ梅なのに、梅干しづくりとは随分と勝手が違います。楽しいなあ、梅仕事。


3日目の様子はこんな感じ。時々、瓶を少しユサユサと揺らしてまんべんなく砂糖が梅に混ざり合うようにしたくらいで、あとは完全に放置しました。

およそ1週間で完成でーす!


梅シロップはだいたい、約1週間で完成します。その後は発酵しやすいので、梅の実は取りだし、冷蔵庫などで保管してくださいね。


さて、気になるお味は…自画自賛しちゃいますけども、美味しい~!ミネラルウォーターで割って梅ジュースにして飲んでいますが、炭酸水を入れてもいいですし、かき氷のシロップにも使えるんですよ。
フォロワーの皆様にも「なんかシロップ、茶色い!」と突っ込まれた中の人の梅シロップですが、味はバッチリでした。SNSなどで#パープルクイーンで検索すると、皆さんのカラフルで素敵な梅シロップを見る事が出来ると思いますので、ぜひぜひどうぞ~\(^o^)/