365日、いちごに胸きゅん!東京ストロベリーパークに行ってきました(ファーム見学編)


こんにちは、築地市場ドットコムのTwitterの中の人です。
東京ストロベリーパークで美味しいビュッフェを堪能したあと、365日いつでも苺狩りが出来るというストロベリーファームを案内して頂きました。苺狩りは予約制となっており、特に夏は全国どこでも苺狩りが出来る施設はなかなか無いためか、オープン当初からかなり人気があるみたいです。それゆえに、完全予約制となっているのでご注意ください。
この日、ストロベリーファームではとちおとめ・あきひめ(章姫)・よつぼし・UCアルビオンの4種類の苺に出会う事ができました。


ストロベリーファームは一旦外に出て、広い敷地内に建てられているハウスへの移動となります。


火力発電所の強みを生かし、オール電化のハウスで徹底した温度と湿度の管理を実現した結果、365日いつでも苺狩りが出来るんですって!
こちらの写真はハウスへの入り口しか映ってないので見えないんですけど、ハウスのその奥には火力発電所にはつきものの煙突が見えるんですよ~。


素人には見てもサッパリわかりませんが、こんな風に徹底的にハウスの中はコントロールされています。
ところで、火力発電とかオール電化ときくとハウスの中はめちゃくちゃ暑いのではないか、と思われますが、このストロベリーファームの中はめちゃくちゃ寒かったです。中の人が以前、別の苺農家さんのハウスを見学に行った時は死ぬほど暑かったのでビックリしました。苺が育ちやすい最適な温度を常に保っているんだそう。


この日は施設見学で訪問したので残念ながら苺狩りは出来なかったのですが、苺狩りの手順などを解説して頂きました。見て下さい、この入園券のデザイン!めちゃカワイイ!
そもそも、なぜ火力発電所(東京電力フュエル&パワー株式会社)がイチゴのテーマパークを運営する事になったのか、施設を案内して下さった方に聞いてみました。

「もともと私達は電気をみなさまに供給しておりますが、電力自由化に伴い電気以外にも販売できる商品が何かないかと模索していた時に、オール電化のハウスで何かを栽培する事を思いつきました。エコファーム事業の一環でもあります。何を栽培するかについては色々とスタッフみんなで考えましたが、好きなフルーツランキングの上位によくあがる苺に決めました。」

 

ハウスの中は想像以上に広かった


いよいよハウスの中へ!

外から見てなんとなく想像していたよりも、かなり中は広かったです。そして、涼しい~。
こちらのハウスでは高設水耕栽培(土の代わりに水に養分を溶かした養肥を充填させた培地を、高さ100㎝程度に設置する栽培方法)を採用しているため、苺狩りをする時にかがんだりする必要がないんです。また、床はコンクリートで整備されており清潔感もあります。車椅子での利用も問題ないそうです。


早くも真っ赤な苺ちゃんを発見\(^o^)/
そしてその背景に写りこんでいる床にも注目して頂きたいのですが、ピンク色に塗られているんです。どこからどこまでも、カワイイが溢れています。


現在は4品種を栽培されていますが、その品種の選定については「指導に来て頂いている苺農家さんにも相談して決めました」との事でした。


ハウスの中の気温はとっても快適ですが、屋根から降り注ぐ陽射しはかなり暑い…。でも青空が見えて解放感があります。


ハウスの中ではマルハナバチ(丸花蜂)がせっせとお仕事をしていました。ミツバチの3倍働くそうで、このハウスではマルハナバチに頑張って貰っているそうです。余談ですが、くまのプーさんに出てくる蜂はミツバチではなくマルハナバチなのでは?という説があります。


こちらのハウスでは苺を一粒一粒、丁寧に育てています。365日、季節を問わず美味しい苺を食べられるようにという事で苺狩りは完全予約制となっているんですね。せっかく苺狩りに来ても「苺がないじゃん!」って事にならないように、レーン毎に調整をしているみたいです。

 

中の人も初めて見ました!UCアルビオン


その日に狩る事が出来る苺の品種は生育状況により入れ替わるそうですが、こんな風に「本日のレーン」というプレートで案内がされるのでとてもわかりやすいです。


よつぼしの断面図は個人的に大好きです。真っ赤でカワイイ。


そしてこちらがUCアルビオン。ちょっとシュッとした形をしていました。断面図、気になる~!でもこの日は狩る事が出来なかったので、また今度は苺狩りをするために訪問したいと思います。
苺狩りが出来る品種はこの他に定番のとちおとめ、他の苺と違う味を楽しめるかな?という事であきひめ(章姫)を選んだんだそうですよ。


ご一緒した小学館の編集部の皆さんが苺の写真をワイワイ撮影している隙に、苗とか根本とかついつい見ちゃう中の人。チラッ。

 

苺の品種はどんどん入れ替わっていきます


ハウスの奥では次のシーズンに向けての苗が育てられていました。プランターごと入れ替わるそうです。


365日いつ来ても苺狩りが出来るけど、いつも同じ苺だと飽きてしまいますよね。という訳で、その時期に最も美味しい品種をセレクトし、来る度に異なる品種の苺を楽しめるように工夫をされています。


現在はまだオープンしてから1年も経過していない為、手探りの部分も多いそう。ですが、予想以上に苺狩りが多くの方に好評のようで苺の栽培には今後も力を入れていくそうです。
ちょうど大人の腰から胸あたりの高さに苺が実るので、インスタ映えしそうな写真も撮りやすそう。そして遠目に見るとまるで苺畑にいるかのような、こんな写真も撮れちゃいます。


東京ストロベリーパークで撮影した写真はぜひハッシュタグをつけてSNSにアップしてみてくださいね。

東京ストロベリーファーム
https://tokyo-strawberry-park.jp/