商品部の田中です。
私が住んでいる横浜市はいつも三浦野菜が沢山並んでいて手に取りやすく、なんだかこだわり多くてしかもおしゃれだったり。
近所の八百屋さんは娘が通う保育園にも野菜を卸しているのですが
神奈川県産の野菜を多く取り扱っているので、私もよく買いに行きます。
住んでいる場所の旬のものを食べるってマクロビオティック的な考えが好きだなぁと思っています。
そんなこんなで最近ゲットしたのが、三浦の冬瓜。
冬瓜は小さな頃によく母親がスープに入れて作ってくれていたのでもともと大好きだったり、子供が生まれてから離乳食でよく使っていたのもあり。
個人的には使いやすい野菜のひとつです。
三浦の冬瓜って大きいサイズもあると思いますがこれくらいのミニサイズも多くて使い切りなのもいいなぁと。
青森で食べていた冬瓜は抱えきれないほど大きいものでした。
ぱかっと割るとこんな見た目。皮をむいて、中央にあるふわふわっとした部分とタネを取り除き、煮ればすぐに食べられます。
スープ、煮物、火を通してからステーキに…かぶや大根と似たような用途かなと思っています。
我が家はよくスープに使う事が多く、お出汁で冬瓜を煮て、醤油と塩で味を調えたら、最後にごま油を少し垂らすだけ。味噌汁よりはこういったスープの方が食べやすいと思っています。
この暑い時期に旬を迎えるため、暑いスープばかりも考えもの。
暑い日は、出汁に浸けて翡翠煮にし、お出汁が効いた冷えた冬瓜をじゅわっと食べるのもおすすめです。
翡翠煮にするときはその名の通り、皮面の緑を生かすために(いつもお出汁を効かせすぎて結果生きていないですが)包丁ではなくピーラーで皮をむき、
皮面に格子状の切れめを入れて火が通りやすく出汁が染みこみやすくし、ささっとピーラーで面取りまでします。
塩を入れた湯で下茹で。串がすっと通るくらいの柔らかさに仕上がったら、
昆布と鰹節でとった出汁で5分ほど煮て完成。
私の翡翠煮は鰹節を粗削りのものを使ったりちょっと醤油を足したりするので翡翠色が生きていません。
味付けはお好みで、みりんや砂糖を加えてもOKですし、次回は塩だけで翡翠煮に挑戦してみようと思っていたりします。
冷蔵庫でしっかり冷やした翡翠煮に、仕上げとしてレモンの皮をささっと削り、さっぱりと頂きました。
薬味はあってもなくても良いですが、様々な薬味が合います。柚子胡椒だってねぎだって茗荷だってなんでもいいと思います。
涼を感じる翡翠煮おすすめです。
豊洲市場でも三浦の冬瓜を購入できます!今年は業務用の利用が減少しているため消費量が落ちていると言います。
食べて応援!三浦の冬瓜
1年1095食の楽しみを。 食文化 田中