【ねぎ日記】vol.10 千寿葱の鴨ねぎ焼き

築地市場ドットコムの井上です。
前回の貧乏くさくて贅沢な気分になれる料理が好評だったので第2段です。
 
[blogcard url=”https://tsukijiichiba.shokubunka.co.jp/blog/negi-diary09″]

今回はねぎの王様「千寿葱」と、鴨の脂です。


 
鴨の脂だけを手に入れるのって案外難しいかもしれませんので、その時は鴨のもも肉が良いです。歯ごたえがあってなかなか美味。
 
もちろん胸肉があれば言う事ないのですが、主役はあくまでもねぎなので、そこはメリハリつけていきます。
 

 
鴨の脂をフライパンに入れ少し経つと脂が出てきます。鴨脂は溶けるのが早く、あっという間に小さくなっていきます。
 

 
脂をたっぷり吸ってねぎがしんなりしてきます。あのガッシリしていた千寿葱が嘘のようにとろける食感に変化していきます。
 

 
味つけは塩だけ。これには日本酒ですね。醤油を垂らしても良いですが、塩だけの方がねぎの風味が損なわれず私は好きです。
 

 
やっぱり、千寿葱は焼いて食べるのが旨い。次は豚肉(脂)で焼いてみよう。
 
(㈱食文化 井上)