鱒之介(マスノスケ)の楽しみ方

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡っています。連載コラム「タガの豊洲市場日記」も、是非ご覧ください!

目次

    前の話となりますが、以前にもご紹介した「鱒之介(マスノスケ)」を色々な料理法で楽しみました。投稿までにも日にちが空いてしまいましたが、ぜひご覧ください。

    ▲読んでない方は、まずはこちらを!

    楽しみ方1:焼

    焼きマスノスケ

    酒を少量振って、グリルで焼きました。隣でアスパラも一緒に。

    焼き加減を確認しようと箸を入れると、脂が流れ出しそうになり、一旦停止。

    皮目パリッと仕上がりました。
    ひと口食べて感動。身はふんわりしており、脂は抜群にのっているけれどくどいと一切感じません。塩を振らなかったのですが、これが正解でした。醤油もいらないです。程よい塩味があり、風味や旨味を存分に味わうことができました。

    楽しみ方2:刺身

    マスノスケの刺身

    やはりお刺身でも食べたい。小さいブロックを残し冷凍しておきました。
    脂のりが良いのにくどさを全く感じない、上品な味わいです。サーモンって、2、3枚で「あ、うん、もう、十分かも」となることも多いですが、まったくもって思いませんでした。
    写真がね…。ブレており失礼いたしました。

    楽しみ方3:あらフレーク

    マスノスケのあらフレーク

    あらは、まとめてふっくら加熱し、ほぐしました。脂の具合から、とってもしっとり仕上がりました。フレークというより、サーモンツナ。油漬けに加工したかのようです。

    白ごまやネギをのせて、ご飯にもバケッドにも合います。


    少しの量でしたが、十分楽しめました。

    外見は銀色の鱗を纏い、太く巨大で存在感があり、まさにキングオブサーモン。しかし味わいは繊細で癖もなく、身は柔らかで派手さはありません。格好いいな、「マスノスケ」。