初めまして!食文化の倉持です。初めてのブログということでとても緊張しております。
そんな話はさて置き、最近蒸し暑くなってきて、やっと夏が来たー!って感じですね。この時期になるとさっぱりしたものが食べたくなるのは私だけでしょうか。そんな私が今回挑戦したのが熊本産レモン(ハウス栽培)と(露地栽培)の食べ比べです。
最初、上司からレモンの食べ比べやってみてと言われた時は、「レモンなんてどれも同じ味だろ~」と正直舐めておりました。食べ比べてビックリ!全然違う!そんなレモンの違いを今からご紹介いたします。
まず紹介したいのが、このレモン、農薬を使っていないんです!
海外のレモンなどは、除草剤、防カビ剤などの農薬を使用しています。農薬を使用しない場合、虫に食べられたり、病気になってしまったりする可能性が高くなるため、手間暇がすごくかかります。
この農家さんでは、農薬を使わない代わりに「七面鳥農法」という珍しい栽培方法を使っています。「七面鳥農法」とは、七面鳥が雑草や害虫を駆除し、また、そのフンなどが土壌を豊かにするという。まさに「一石二鳥」の農法なのです。そんな七面鳥農法で作ったレモンがこちらです。
ハウス栽培は、見た目の良さが目を引きますね。つるつるの表面、鮮やかな黄色、見た目が重要な贈答品にはハウス物がオススメですね。
露地栽培はゴツゴツした表面、濃い黄色、野性味があふれていますね。。
とりあえず、2種類のレモンを輪切りにしてそのまま(皮付きのまま)食べてみました。
まずはハウスの方から
「酸っぱーい!!!」
脳にガツンとくる強い酸味を感じました。これは、レモンハイやソーダ割りに合いそうです。
次に露地の方をいただきました。
「あまい」
なんだこれは!酸っぱいけども後味が甘くさわやか。皮を比べてみるとわかりますが、ハウスよりも露地の方が皮が分厚い。分厚いには訳があって、実が太陽の光から自分を守るために皮が厚くなるんです。もしかしたら露地の方が光をたくさん浴びているためジューシーで甘いのかも…。はちみつレモンとかおすすめです。
それぞれの味をグラフにまとめたのでご覧ください。(あくまでも主観です。)
甘党の私は、露地の方が好みです。刺激がほしい人は、ハウスの方がいいかも。
皆さんも一回お試しあれ。