\甘酸っぱい苺に胸キュン/ Toyosu Sea Side MARCHE にて全25品種の苺を販売しました~!(前編)

ららぽーと豊洲でいちごマルシェを開催


こんにちは、豊洲市場ドットコムのTwitterの中の人です。
豊洲市場からほど近いアーバンドック ららぽーと豊洲では、2019年2月15日から3月17日まで「とちぎけん いちご王国フェア」が開催されています。期間中、館内のレストランでは美味しい旬のいちごを使ったメニューが提供されたり、いちごアートを題材としたワークショップが開かれたりと、とにかく苺づくしなんです。まさに、いちご祭り!


そして去る3月9日・10日にはToyosu Sea Side MARCHEに豊洲市場ドットコムとしてマルシェ出店をしてきましたー!今回はもちろん、苺を販売しましたよ。というか、苺しか販売しませんでしたよ。とは言え、これまでのマルシェ出店の中では過去最大級のスペース、そして苺の品揃えで出店した訳なのですが、苺が美味しいこの時期だからこそみなさんに美味しい苺を食べて頂きたくて、頑張ってなんと全25品種の苺の販売を実現させました。


マルシェ店長・八下田と当店の青果担当者が、数か月前より準備に準備を重ねた結果、無事に当日に集める事が出来た25品種の苺ちゃん達。苺ってフルーツの中でも特にデリケートで、予定していても急に用意が出来ない(収穫が出来ないとか、輸送に耐えられないとか理由はいろいろですが)って事が結構多いんです。その為、告知担当だった中の人もマルシェ前日までずーっと胃が痛くて痛くて仕方ありませんでした…。何もしてないのにストレスで痩せたよ。


沢山の方に苺の品種についてもっと知って貰いたくて、マルシェ開催日の5日前から毎日こんな感じでマルシェに並ぶ苺の品種リストを順番に公開していきました。どんな品種が並ぶのかな?っていうワクワク感を味わって貰いたくて。この画像は作っていて中の人自身もとても楽しかったし、お気に入りです。

 

今までに見た事がない、尋常ではない量の苺たち


そしてマルシェ当日。朝早くから準備をする為に会場入りした中の人が目にしたものは、大量の苺でした…。え、何コレ。豊洲市場のやっちゃばでも同時にこれだけの品種や量の苺を見る事ってそうそう無いんですけども。と、動揺しつつも早速お手伝いを開始します。すでにこの時点で苺の甘くてよい香りがブース周辺を包んでおりました。


そして、マルシェのスタート時刻よりも早く続々とお客様が来場され、行列が出来てしまう羽目に。こんな事これまでになかったものですから、スタッフ一同かなりテンパッてしまいまして、きちんと誘導できずお客様にはご迷惑をおかけしました。次の機会にこのような事ございましたら、きちんと対応させて頂きたく思います。


で、この行列はなんだったかというと、豊洲界隈にお住まいの方向けのチラシに記載があった「いちご詰め放題」というものでした。いちご職人、菅谷さんの美味しい苺(品種はとちおとめです)なので、サイズはバラバラでしたが味はバッチリ美味しかったと思います。中にはパックから苺が転がり落ちてしまいそうな程、山盛りに詰めていたお客様も。楽しんで頂けてよかったです。

 

苺の品種 食べ比べセットは午前中で完売!


そして行列が出来ていたものがもうひとつあります。
それは苺の品種を食べ比べ出来ちゃう8粒セット(1.000円)です。各日100パックずつご用意したのですが、マルシェ開催前にTwitterで告知をした時点でかなりのお客様に「欲しい!」と言って頂けた事もあり、午前中で即完売してしまいました。また、16粒セット(3,000円)は更に少ない各日10パックずつのご用意でしたがこちらも瞬殺です。


ちなみに8粒セットの中身はこんな感じでした!中の人のオススメポイントは都内だと入手しにくい、ひのしずくやアイベリーがセットになっているところかな!また、定番のとちおとめやあまおうと、新品種であるいちごさんなどがセットになっているところも面白いと思います。それぞれの苺をパックで買おうと思うと値段も量も数倍になると思うので、ハッキリ言ってこれかなりお得な食べ比べセットです(自画自賛)。
それぞれの品種メモをおつけしましたので、味の食べ比べや苺の断面図の違いを楽しんでくれたらいいな、と思ってます。


こちらもマルシェのスタート時刻よりも先に行列が出来てしまった為、スタッフがその対応に追われて結果的に商品の準備が大幅に遅れてしまいご迷惑をおかけしました。改めて苺の人気を知るとともに、次のマルシェ出店への良い教訓となりました。

 

いちごマニアにはたまらない!全25品種の中から苺を選べる喜び


看板には24品種以上と書いてありますが、結局マルシェ当日に無事に届いた品種の苺が加わり、全25品種の苺を並べる事ができました。いちご だんめん図鑑には42品種を掲載していますので、数字だけで見るとなんか少なく感じちゃうかもですが、同時でこれだけの数の品種を並べる事ってなかなか出来ないと思います。てか、中の人達ですら最初は会議で「いや、無理だろ…」と絶望的になってたくらいなのです。でも、今ちょうど苺が美味しさピークを迎える時期であった事と、全国の苺農家さん、仲卸さん、東京シティ青果さんのご協力によりなんとか実現する事が出来ました。
まさに豊洲市場にいたからこそ、のいちごマルシェだったんです。


定番品種であるとちおとめ、あまおう、きらぴ香などはお求めやすい1パック600円での販売だったので、沢山ご用意していましたが無事に完売しました。2日目のタイムセールでは1箱に4パック詰めて2,000円のタイムセールも行いましたがこちらも大好評。「4種類の苺を食べ比べ出来るね」とニコニコしながら皆さん、気になる品種の苺を選ばれていましたよ~。


とちおとめと言えばやっぱり栃木県産!最近では全国各地で栽培されているので、苺のなかでもとりわけ知名度が高くどなたでも一度は食べた事がある品種ではないでしょうか?程よい硬さに、甘さと酸っぱさの両方を兼ね備えている、優等生のような苺ちゃんです。何にしようか迷ったら、とりあえずとちおとめを選べばハズレはないと思います。


あかい、まるい、おおきい、うまいの頭文字をとってあまおう。正式な品種名は福岡S6号と言います。こちらもとちおとめと同じくくらい知名度がある苺です。大粒で甘さを強く感じる事ができます。


今シーズン華やかにデビューを飾った、佐賀県の期待の新品種、いちごさんも並びました。これまで佐賀県と言えばさがほのかでしたが、今後はこちらのいちごさんの栽培もどんどん進んでいくそうです。地域によっては今年まだちょっと入手しにくいところもあったかと思いますが、数年後にはとちおとめやあまおうと同じくらい手に取りやすい苺となるかも知れません。


1パック600円コーナーでは早々に売り切れとなった、静岡県産きらぴ香。静岡県も美味しいいちごを沢山栽培している産地のひとつです。名前の通り、きらきらと輝くような美しい果皮の色、そしてシュッとスタイリッシュな形をしているきらぴ香は食べてももちろん美味しいのですが、ずっと見ていても飽きません。断面図も見てみてね。

 

都内ではなかなか手に入らない珍しい品種も


マルシェならではの試みという事で、当店(インターネット通販サイト)ではお取扱いのない品種や規格の苺も今回は多数ご用意いたしました。翌3月11日を控えて、東日本大震災の復興支援でお取扱いをスタートさせたイグナルファームさんの苺もあっという間に完売です。もともと宮城県は東北地方では最大級の苺の産地ではあるのですが、イグナルファームさんの苺があまりにも美味しすぎるため、復興支援とは関係なくリピートで購入していくお客様も沢山いらっしゃいましたよ~。中の人はもういっこという品種がお気に入りなのですが、とちおとめやよつぼしも大人気でした。


パッと目を引く白いちご、赤い苺よりもお値段ちょっぴりお高めではありましたが、こちらも無事に完売しましたね。白いちごはたまに食べてもあんまり味がしないのも正直あるのですが、今回は苺づくりの名人、村田農園さんと手島農園さんの白いちごをご用意しましたので、味はバッチリです!


そして、店頭では衛生上の都合により苺の断面図をお見せする事が出来ませんでしたので、苺に紛れていちご だんめん図鑑も並べさせて頂きました。パラパラとめくりながら、この品種の断面はこんな感じなんだね、という参考にして貰えたらいいな~と思って。なかなか役に立つでしょ?(笑)


マルシェ当日、時間を決めて各産地の苺の無料サンプリングも行われました!実際に食べてみないと味ってわからないですもんね。このサンプリングの苺を食べたあとにマルシェのブースで同じ品種の苺を買って下さったお客様も多かったと思います。本当にありがとうございました。

とにかく内容が盛りだくさんだったマルシェのお話、後編へと続きます~。