早いもので最終日に。
昨晩の八代の「小麦」は凄かった。〆のだご汁、超クール!
今朝は早くから、八代共同魚市場に。
とても小さな市場でアットホームで良い。
こちらに来てから、すっかりコノシロファンに。
これに生姜をたっぷりのっけて食べたい!シンコ・コハダも良いがコノシロもうまい。
東京で食べられるようになれば良いなぁ。
この味を東京で知らしめるのは、やれそうでやれてない事だと思った。
是非、メニュー化していただきたい。
この辺りは鱧もとれるそうだ。季節的にはもう終盤。
コノシロに並ぶこの地域で良くとれる太刀魚。
東京だと塩焼きが多いが、熊本では刺身で食べる。
八代鮮魚商協同組合さんのリキッド凍結の機械を使えば、冷凍でも刺身で食べられるようにできるそうだ。
試食してみたが確かに美味しい。これなら東京でも刺身が食べられる。
モクズガニは道の駅でも販売されていた。もっと小さかったけれど。
上海ガニに近い品種で大変に美味。買って帰りたい。これもメニュー化したら面白そう。
八代鮮魚商協同組合の白木理事長が説明をしてくれました。
商品企画やブランディングをしていくのがこの組合の役割です。
我々が食いついたのがやはりこちらのアナジャク(穴シャコ)。
この独特の風味はクセになる。周りをスパイスなどでちょっと香り付けした衣で揚げても美味しそうだなと思う。
この一風変わった揚げ物は、地域の味としては魅力になると思う。
最後の最後の目的地は、水の子さんの大和種のレンコン。
この辛子蓮根は旨い。本当に旨い。
焼酎が欲しくなる。
今回は収獲の姿を見る事ができた。
後ろにあるこの機械で消防車の放水の様に水が噴射される。
そうすると、沼?の底に埋まっているレンコンがある程度顔を出すので、次に
この手持ちの小さな放水ホースで、周りの泥をまき散らしてレンコンを浮き上がらせる。
出てきた!!
写真だと伝わらないが、これは本当に大変な作業なのがわかる。
防寒着着ていると言っても水の中だから当然寒い。ちなみにこの日の気温は数度だった。
上村社長、ありがとうございました。
村田さんのシュールな記念撮影。1人でレンコンを持って立つ姿は、マニアにはたまらないはず。
こうして、2泊3日の珍道中は終了。
熊本県南に来るのはこれで4度目になるが、毎回発見がある。
地域というのは面白い。知っているようで何も知らなかったんだなと感じた。
ショウガたっぷりコノシロにしても、大和種の辛子レンコンにしても、初体験の味であった。
このちょっとした違いが面白くて、それを色んな人に体験して欲しいなと思う。
まだまだ何かありそうだ!
終わり。