熊本県南フードバレー日記 荒木町・鈴なり村田シェフ編 vol.3


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一夜が明けても、まだお腹がいっぱいな程、昨日はたくさん食べた。

社内のみんなで健康宣言をしている。

私は3㎏やせるという宣言をしていて、残り2週間というところでこの出張になり、もはや絶望的である。結果にコミットする男、井上としては大変困った事態になった。

そして、本日はコチラを見に行く。

さて何でしょう?

 

引くとこんな感じ

これでも何だか分かりにくいですが。。。

 

ドン!!

世界一大きい柑橘「晩白柚(ばんぺいゆ)」

昨日の酒が残っているのか、元々こういう人だったのか、本日の村田さんはひょうきんである。

しかしデッカイな~!大柄な村田さんがもっても大きい。

 

でも、味は?と当然思われるでしょう。食べます。

パパパと生産者の方が切って下さったが、なんかこの切り方カッコイイ。

晩白柚の味は八朔に近くて、パリパリとした食感が美味。

1房がとんでもなく大きいので1房食べれば十分。

ちなみに、皮は砂糖漬けにしてお菓子にするのだが、これが案外美味しいのでお土産に是非。

 

そして、いよいよこの旅の個人的なメインイベント

「うたせ船」である。うたせ船はそもそもは底引きでエビやカニを捕るための船で、大きな帆を張り、風で移動させながら海底の魚を巨大な熊手状のものがついた網ですくい上げる。この辺りでは、赤エビやイシエビなどが捕れる。

その帆を張った様子がそれはそれは綺麗で、今では観光船としての役割も担っている。

この日はどういう訳か、歴史的な寒さを記録した。

東京は雪が降ったとか昨日のニュースになっていたが、熊本も信じられない位寒い。

「それでも海に行きます? え?本気ですか?」

と心の中で思ったが、口に出すのは我慢した。

 

しかし、いつだって、男は海が好きだ。

荒波に揉まれて、男はたくましく、強く、大きく育つものだ。

多少の寒さなど気にならない。

海に出て、自分が荒波に揉まれて育つ男である事を実感した。

きっと村田さんもそんな気分に浸っているに違いない。

 

「ですよね?村田さん!」

「・・・」

新種の海獣が乗り上げたのかと思ったら、村田さんであった。

本日の殿は、まったくもってひょうきん者である。

 

ちなみに、この日は強風により、うたせ船の帆は張れず漁はできなかった。

では、何のために船にのっているのか?

これである。

うたせ船のもう1つの顔、観光船としての機能をフル活用し、芦北の海の幸を堪能させていただく。

凄いのは、殿が気を利かせてくれ、気が付かないところでビールを持ち込んでくれていた!

 

先ほどまで丸くなっていた村田さんが、半そでに変身している。

さすがプロ、食材を前にすると体が熱くなるようだ。左がイシエビで、右がカマシャク(シャコ)

 

この丸いのは、この辺りの珍味で「アナジャク(シャコ)」と言う。

ホヤに似た風味をもつシャコで、これが絶品。癖になる。

 

こちらは赤エビ。こんなにたくさん!今日は一生分の海老を食べた。満足じゃ。

 

これが収穫されたアナジャク。

こうして1匹1匹を別にしておかないと喧嘩をして死んでしまうらしい。

 

東京ではなかなかお目にかかれない食材にテンションが上がります。

次は塩を見に行く!

 

つづく

 

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