熊本県南フードバレー日記 vol.4  凄いソーセージと餃子を作る編

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昨晩は皆で食事をし、熊本らしいものを色々と食べ語った。
元気に2日目スタートです!

2日目はまず、「農業支援センター」に立ち寄る。

この場所を利用して生産者の方が商品開発をしているのだそうで、様々な器具があり何でも施策ができる。しかし、よくよく考えると、味付けから何から自分で考えて、それを商品化までするって本当に大変な事。

この時間はまだ稼働してなかったが、ほぼ毎日使用されているとの事だった。試作品とか見たかった。

美しい氷川が流れるその横に、猪鹿工房東陽はある。
ここは地域の鳥獣被害対策で捕獲された猪や豚を加工し、併設されている食堂で出したり、インターネットや電話注文などで販売をしている。

冷蔵庫?的なものがあり、猪が入っているというので開けて貰うと、

なんと猪そのまま!

こうしてまず血抜きをするらしい。なかなかの迫力。
猪の毛皮は案外綺麗だったので、代表の大寺さんに「毛皮どうするのですか?」と聞いたところ、これは捨ててしまっているらしい。欲しいと言う人は多いのだけど、処理がそれなりに手間らしく、やってくれる人がいないのだそうだ。


手に持っているのはアナグマ。
これを後で手に入れ食事会をする事になるのだが、その話はまた今度。
アナグマがいるのだから、他にも珍しいのがいそうな気がする。。。

今度は、八代生姜。
八代生姜は、畑では無く東陽地区ふるさと公社を訪ねたのだが、吊り下げられた猪を超える衝撃を受ける。

写真だとちょっと伝わりにくいのだが、店中が新生姜で埋め尽くされ、さらに1袋がとても大きい。5㎏や10㎏なんてものもある。それをお客がドンドンかごに入れていくのだ。

いくら何でもそんなにたくさん食べられないでしょうよ、と思ったのだが毎日食卓に出てきたら食べきれちゃうものなのか?本当に驚いた。味噌漬けにするのが一般的らしく、それようの調味味噌も合わせて売られていた。味噌と焼酎と塩だったかな。

調味味噌を買っていくのは阿曽や熊本市などの都会の人で、八代付近の人は自分で調合をするとのことだった。各家庭で味がちがう「生姜の味噌漬け」になるのだろうな。

しょうがとジビエ。
どちらも餃子とソーセージに合いそう。アナグマソーセージ・アナグマ餃子というのもありかもー。

つづく