松阪牛!の牛すじ煮込み

オガワラ
オガワラ

Webマーケティング部の小河原です。食べる専門のオーバーフィフティーのオジサンが、最近料理に目覚め、ゆるく料理修行を始めました。

和牛の王様・松阪牛

暑い日が続きますねー。暑い日こそ「肉だ!」ということで、当店の肉担当に今イチオシの食材を教えてもらい、早速購入して料理してみました。そのオススメ商品というのが『松阪牛のすじ肉 三重県産』です。 そう、三大和牛のひとつ松阪牛です。しかも珍しいすじ肉です。

「さて、何を作ろうかなぁ・・・」と。やっぱり牛すじなら煮込みがテッパンでしょ。「よし、ホロホロに煮込み倒してやろう!」 決して、酒の肴に合う料理を選んでいるわけではありませんよww

商品は冷凍状態になります。下茹作業からスタート。水から1分ほど茹でこぼし、更に肉自体を水洗いして、アクをしっかり洗い流すのがポイントです。洗ったら一口サイズにカットします。そして2回目の茹でる作業。生姜と青ネギを入れて、茹でていきます。アクを取りながら、じっくり2時間茹でていきます。長い道のりです!この処理をちゃんとすると美味しくなるので手を抜いてはいけません。それにしても、良い肉はアクが少ないですね~。くれぐれも煮汁は後で使うので捨てちゃダメ!旨味とコラーゲンがたっぷりですからね。

↑ アクはほとんど出てこないです。上質の証!

手間をかける

下ごしらえができたら次は具材を炒めます。人参、大根、ネギをサラダ油で炒めます。その次にこんにゃくと牛すじ肉を入れて2分ほど炒めます。そして下茹での煮汁、薄めの出汁1リットル、酒大さじ4杯を入れて煮込み始めます。砂糖大さじ3杯を入れてから煮込み続けます。

料理は手間を加え、時間を掛けると美味くなるのですね!時間という魔法は料理を美味しくしてくれます。

食卓を彩る副菜

煮込んでいる時間にもう一品作れるよねー。ということで、さっぱり夏野菜の『オクラかつお節和え』も作ることも考えていました。実はこのメニューはウチの会社の人から教えてもらったんです。食卓に彩を加え、季節も感じられるのが料理の楽しみというものです。Hさんありがとうございました!美味しかったです。

オクラのネバネバは夏バテにバッチリ。ネバネバや発酵モノは中年おじさんのマストアイテムですww

作り方はシンプル。オクラを塩揉みして、洗いながら産毛を取ります。1分程茹でたら冷水で冷やします。細かく輪切りにして、おかかを掛ければ「はい!完成」自分で作れば、好みの食感にすることができます。ちなみに私は少し固めが好みです。

↑ 優しく塩揉み
↑ 美味しいかったけど、酒の肴にしては少なかった。。。一人前4~5本はイケます。

一度冷やして、また煮込む

じっくりゆっくり30分ほど煮込み、大根にクシがスッと入ったら、醤油大さじ5杯を入れて、少し味がなじむまでまた煮込みます。

落ち着いたら、冷めるまでじっくりお休みさせます。料理が冷える過程で味がしっかり染み込む「浸透圧」という現象ですね。しっかり冷やすこと1時間以上。そして、味を確認してから、ふたたび煮込みます。だいぶ肉が柔らかくなってきたのが分かります。これは絶対美味くなっている!はず。。。

↑ イイ感じ♪

こんなに色が変わって、具材が程よく小さくなってるー。これは「しみしみのトロトロ」でしょ。

お供と言えば、、、

牛すじ煮込みのお供と言えば、日本酒ですよね。こういう機会に呑もうとキープしていた秘蔵っ子が、この大吟醸「松瀬酒造松の司」です。もちろんグラスはキンキンに凍らせてあります。この日本酒はフルーティーですっきりした味わいなので、煮込みに合わないわけがない!『くぅ~』(川平慈英風)こりゃたまらん!

↑ 良い出来に仕上がりました(自画自賛ww)

メインの松阪牛すじ煮込みは、青ネギと生姜を少々乗せて。。。はい、完成です! やっとww

牛すじ肉は、ホロホロで箸で簡単に切れてしまうくらいの柔らかさと松阪牛の甘みが最高の牛すじ煮込みに仕上がりました!

16時から早めの晩御飯がスタート。牛すじ煮込みもお酒も進む進む、止まりません。松阪牛の旨味がしっかり染み込んだ大根がまたなんて美味しいこと!

時間は掛かりますが、とっても美味しいのでぜひお試しください。今度は圧力鍋にしちゃおうかなww

キッチンで料理をしながら、読書と美酒を一杯。至福の時が楽しめます。