タイ料理に福岡食材を!ミールワークスさんとの珍道中 その3

食のトータルプロデューサー井上です。
ミールワークス・上原さんとの珍道中2日目になりました。その1その2はこちら!

早朝の筑後中部魚市場見学でテンションは上がっているものの、体の疲れが残っているのが否めない42歳。
かば印で有名な椛島氷菓のアイスキャンディーで糖分をとり英気を養います。

 

お次は宇宙基地の見学です。嘘です。さて、どこでしょう?

はい、よく見ると分かります。

正解は、福岡県南に位置する大木町「きのこの里」です。きのこ工場ですね。

きのこ栽培は、もはや農業と言うよりも工業に近く、多くの作業はオートメーション化されています。

このブルーライトは何かというと、そもそもは蛍光灯を照射していたのですが、きのこの栽培にはそこまで強い光が必要なく、

研究を重ねた結果ブルーライトだけで大丈夫ということがわかり、省エネのため一色にしたのだそうです。

光の色にまでこだわるとは。。。凄い。

 

では、こちらはなんでしょう?

これは、きのこの赤ちゃんです。

瓶の中のおがくずに菌糸がビッシリ行き渡ると、このように上からピョコンときのこが芽を出します。

培地をもらって、家できのこを育てたら楽しいだろうなぁなんて少し思う。

 

そして、次の目的地。福岡を代表する果物、イチジク「とよみつひめ」の園地です。

これがいちじく畑です。 天気が悪くなりそうで悪くならない。運が良い!

樹上のとよみつひめはこんな感じです。1本の木にそれほど実は多くありません。

とよみつひめは、実が生り始まるとどんどん赤くなり、肥大化が進み、休む暇がないのだそうです。

それに大変傷みやすい果物なので、取るタイミングが遅れるとすぐに痛んでしまうので、苦労も多いとの事でした。

上原さんは「天ぷらにどうなぁ」などと言ってました。ミールワークスさんはタイ料理だけでなく天ぷら屋さんも経営しています。

 

とよみつひめの園地も良かったですが、それ以上に驚いたのがこれ!

この後に行った道の駅「伊都菜彩(いとさいさい)」で手にいれた、劇レアなイチジクちゃん達。

イチジクって、生産量が少ない果物なので、種類も少ないのかなと思ってましたが、生産地に行くとこんな色んな種類があるのですねぇ。

こういう出会いが産地視察で一番うれしい!※試食回の様子はコチラ!
さらに、「伊都菜彩」を見学していると。。。

 

凄いのがありました。

「最超激辛ギロチン・手造ゆずこしょう」

言葉を扱う者としては、「ギロチン」の意味がやや気になりますが、とてつもなく辛いことは分かります。

これこそ、タイ料理で使って!と思いましたが、さて、どうなりますか。。。

 

「伊都菜彩」は、業務用として直送もしてくれるので、飲食店さんにも便利です。

今は野菜だけだそうですが、魚も肉も豊富なんです。福岡の魚は美味しいから、是非皆さんに使っていただきたい。

いつかは魚の直送も実現すると良いなぁ。

 

ひとまず、これにて東京に戻ります。