よく歌いましたね、「おべんとうばこのうた」。
「すじのとおった ふ~き!」と言うクダリで有名なふきです。
男性の方など見た事ない方もいるのでは無いでしょうか?大変大きくて驚きます。雨宿りができるほどです。
愛知県知多半島は国内シェア40%以上を占める全国最大のふき産地です。抑制栽培と促成栽培で、秋から約7ヵ月間にわたり長期間出荷されます。また、国内で一番多く栽培されている品種である『愛知早生』発祥の地でもあります。
ふきの葉も食べられます。塩ゆでののち冷水にさらしてアクぬきをして使います。佃煮で使われる事が多いですが、クセになるほろ苦さは、炒め物やパスタ、混ぜご飯などさまざまな料理でおいしく食べられます。
ふきは「産地で見ると迫力あるランキング」上位に入ると思います。似たものですと里芋の葉っぱも凄いですね。
ふきの歴史は長く、平安時代から栽培があったと言います。歌になるのもうなずけますね、日本人にとってとても身近な食べ物です。是非、一度ふきの料理にチャレンジしてみてください。繊細な味なのに料理行程はなかなかワイルドです。
簡単なアク抜きの方法
① ふきを鍋に入る長さに切り、まな板にのせ塩で板ずりします。
② たっぷりの熱湯に塩(または重曹)を入れ5~10分ほどゆで、冷水にさらします。
(ゆで時間は太さやかたさにより調整して下さい)
③ 繊維にそって水の中で皮をむきます。
※本記事は東京シティ青果㈱から提供された情報を基に
TSUKIJI BLOG編集部が執筆をしました